フローリング床の黒ずみに困ったら|床の汚れの落とし方をプロが解説します!
家庭の床には日々、ほこりや皮脂、油、などの汚れが蓄積します。
また、床材の保護目的で塗ったワックスが、人の歩行や日光などによって劣化し、床の汚れに変化してしまうこともあります。
普段からお掃除をしているつもりでも、日常的に気づかないレベルで少しずつ汚れは蓄積していくものです。
今回の記事では、フローリングの床汚れに着目し、黒ずみなどの床の汚れを落とす効果的な方法とコツなどについて、以下の見出しで解説します。
フローリング床の汚れを効果的に落とす3つのステップ
フローリング床を効率よくキレイにするには、お掃除の手順を理解し、順番を守って作業することが大切です。
この章では、「フローリングの床掃除をしっかり行う際の3ステップ」を紹介します。
これからご紹介する3つのステップを実践することで、フローリングの床汚れを効率的に落とすことができます。
1. フロアワイパーで大まかなゴミ・汚れを取り除く
まずはフロアワイパーを使って、床に落ちているほこりや、付着している汚れを大まかに取り除きましょう。
ドライシートを活用して、床全体の細かなごみやほこりをしっかりと取ります。
ただし、ウェットシートは使わないようにしましょう。ウエットシートを使って床を濡らしてしまうと、この後の掃除機がけの際にゴミが吸いにくくなりますので注意してください。
2. 掃除機をかけて細かいほこりも取り除く
ドライシートがけで大きなごみやほこりを取り除いたら、次に掃除機をかけます。
掃除機を使用して、床のうえに落ちているホコリや、フローリングの板の目に溜まった細かなごみを吸い取りましょう。
ただし、フロアワイパーを使用した後、すぐに掃除機をかけないようにしましょう。急いで掃除機をかけると、ほこりが舞い上がってしまうため、注意が必要です。
3. 雑巾がけで仕上げる
掃除機で床のごみやほこりを取り除いたら、最後に雑巾がけを行いましょう。
水分をよく絞った雑巾を使って、床を優しく拭き取ります。濡れたまま力を入れて拭くと、フローリングを傷つける可能性があるため、注意してください。
木目に従って雑巾をかけ、隙間のごみも丁寧に取り除くよう心がけましょう。水分が残っている場合は、最後に乾いた雑巾で乾拭きして仕上げましょう。
床の汚れの落とし方|汚れの種類別に解説
床には、ホコリなどのゴミのほか、人の体から出る皮脂による汚れ、料理などで発生する油汚れ、ワックスの劣化による汚れといった種類の汚れが主に付着します。
汚れによって効果のある洗剤が違いますので、床の汚れに対する知識と、汚れに応じた正しい掃除方法を知っておくことが重要です。
この章では、フローリングの汚れの原因別に、効果的な掃除方法を紹介します。
1. 皮脂汚れには中性洗剤を活用
フローリングには、人の足の裏などから発生する皮脂汚れが溜まります。
この皮脂汚れを放置すると、フローリングが傷みやすくなったり、ごみやほこりがたまりやすくなります。
皮脂汚れに効果的なのは、中性洗剤&お湯を使った雑巾がけです。
50℃ほどのお湯2リットルに中性洗剤(食器用洗剤)を数滴加え、その中に雑巾をしっかり浸してよく絞ったものでお掃除をすると、皮脂汚れがキレイに落ちます。
中性洗剤には界面活性剤という成分が含まれており、この成分が床から汚れを引き剥がしてくれます。
2. 油汚れには中性洗剤とスポンジを活用
キッチンやリビングでは料理の際に油汚れが飛び散りやすく、これが床に落ちてフローリングの汚れの原因となります。油汚れは、上と同様の中性洗剤を使った方法で取り除くことができます。特に汚れがひどい場所は、ナイロンなどのスポンジで擦ってみてください。
3. 黒ずみにはワックスの塗り直し
フローリングの黒ずみの主な原因は、ワックスの劣化です。黒ずみが目立つ場合、ワックスの塗り直しが必要です。ただし、黒ずみが深刻な場合は、既存のワックスを溶かして除去し、新たにワックスを塗り直す必要があります。
ワックスの剥離作業には、強力な薬剤が必要となります。剥離剤は、使い方を誤ると床材を変形させてしまうことがあるほか、剥離作業で出た水は産業廃棄物扱いになりますので、無理せず専門業者に相談することをおすすめします。
黒ずみを放置すると、ワックスが剥げてフローリングが剥き出しになり、保護効果がほとんどなくなります。黒ずみはフローリングの劣化につながる可能性があるため、早めの対処が必要です。
フローリングの日々のお手入れにはフロアワイパーが便利
フローリング床は、日々の生活で汚れがたまりやすい場所です。
そのため、日頃からこまめにお手入れすることが大切です。
この章では、簡単に日常のフローリング床のお手入れを行える方法を紹介します。
フロアワイパーのメリット
フローリング床は、毎日お掃除するのはとても大変です。
しかし、フロアワイパーを利用すれば、その手間をかなり減らすことができます。
フロアワイパーを、すぐに手の届く位置に置いておけば、ほこりやゴミを素早く取り除くことができます。
ドライシートがおすすめ
フロアワイパーには、さまざまな種類のシートがありますが、ドライシートが特におすすめです。ドライシートは、効率的にほこりやゴミを絡め取り、床にこびりつくのを防いでくれます。フロアワイパーに取り付けて使えるので、掃除がさらに簡単になります。
範囲を決めてルーティーンにする
毎日全ての床を掃除するのは大変、という方は、少しずつ領域を絞って掃除する方法も有効です。例えば、今日はリビングだけ、明日は廊下など、範囲を決めて少しずつお掃除すれば、無理なく継続することができます。
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ワックスは、古くなって劣化した既存のワックスの上に塗っても、強度が弱く床の保護効果があまり期待できません。
ワックス本来の性能を引き出すためには、古くなったワックスを剥がし、新たに塗り直す作業が必要になります。
おそうじ革命では、このワックス剥離作業の他に、スタンダードワックスよりもさらに分子の構造が緊密で、保護効果も高く、美しい光沢の出るハイグレードワックスの塗布もオプションサービスとしてご提供させていただいております。
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