「エアコンは温度設定を16℃にして、窓を全開にしながら1時間運転するとイヤなニオイがしなくなる」は本当?
「16℃で1時間」はメーカーからの公式回答
「エアコン 16℃ 1時間 臭い」で検索をかけると、結構な数のブログやネットニュースがヒットしました。
どうやらメカニズムとしては、
・エアコンを最低温度に設定する
・窓を全開にする
・エアコンの熱交換器が結露し、その水分でニオイの元となる成分が洗い流される
といったことのようです。
熱交換器というのはエアコンの内部に入ってる機械で、冷媒ガスの圧力を調整することで、冷房運転時は室内機側のガスが室外機に流れるため冷たくなります。
熱交換器が冷えることにより、空気中の水蒸気が結露してここにどんどん付着するわけですね。それがニオイの原因となる成分を洗い流してくれる、とこういうわけですね。
なるほど~、たしかに理に適ってます。
しかも、あるブログではこの方法は「メーカー側にエアコンのニオイをとる方法について電話で問い合わせたところ、返って来た回答」という記述もございました。
そうですか~、メーカー様が言うのであれば、一応この方法は”メーカーが推奨する公式のメンテナンス方法“と言えなくもないのかもしれません。
これであのニオイが消えるなら、こんなに簡単な方法はありませんよね!エアコンのニオイが気になる、という方は一度試してみる価値があるのではないでしょうか?
ただし、注意が必要なようです。
最も、上に書いた方法というのはあくまで「エアコンの汚れが軽い場合」に限られるようです。
エアコンは部屋の空気を吸って空調した風を室内に送り返していますので、エアコン内部にはカビ、ホコリ、花粉、ウイルス、建材のカス、人の皮脂や髪の毛など、宙を舞っている様々な物質が取り込まれてしまいます。
購入して1年くらいのエアコンなら大した汚れはつかないかと思われますが、5年以上経過したエアコンであれば、上記に書いた「最低温度で窓全開で1時間」テクニックはもしかすると通用しないかもしれません。
室内でもお掃除をしなければホコリはどんどん積もっていってしまいますように、エアコン内部にもお掃除しなければどんどん汚れやゴミが堆積していってしまいます。
分厚く積もったホコリを水で洗い流そうとしても、ホコリが水分を吸って重たくなり、ちょっとやそっとでは流れてはくれません。
しかも、一度に大量のホコリを流してしまうと、エアコン内部のドレンパンと呼ばれる水の受け皿が詰まってしまい、室内側に汚水が逆流する恐れもあるようです!
↑フィルターにこれくらいホコリが溜まってしまっている方は要注意!エアコン内部にもかなりのホコリが堆積している可能性があります。
不安な方は一度ご相談を!
上記の方法、目からウロコの画期的なニオイの取り方ですが、どのブログも「ニオイをもとから綺麗にしたいならプロのエアコンクリーニングを受けるべき」との補足がございました。
この方法でニオイが取れるかどうかは未知数、ということですね。もちろん試してみる価値はあるのでしょうけど!
なので、もし不安な方がいらっしゃいましたら、ぜひおそうじ革命にご相談いただければと思います!
ご相談のお電話だけでももちろん結構です!プロのハウスクリーナーが懇切丁寧にご回答させていただきます!