今日も水回りの掃除です!
今年も後2週間くらいになってしまいました。何度も言いますが本当に時間が経つのが早いです。例年12月は大掃除の時期でもあるのでエアコンや水回りのクリーニングや窓・ベランダのお掃除のご注文が殺到してとても忙しいのですが、今年はコロナ禍の影響で在宅の時間が多かったせいでお家の中の汚れが例年以上に気になるという方が多いようです。ほぼ毎日エアコンの清掃に加え浴室やキッチン、レンジフードに奔走しております。今回のご依頼も浴室の清掃でした。お風呂場というのはお部屋の中で水を流したり長い時間湿気が篭ったりとお家の中でも特殊な場所であると思います。そのため発生する汚れも独特です。石鹸カス、水アカ、カビ、皮脂汚れ....。どれも頑固で一旦ついてしまうとなかなか落ちないものばかりです。
今回の現場で特に目立った汚れは鏡の水アカによるウロコ状の汚れでした。また鏡をおさえているステンレスの縁にも水垢が溜まっていて塊になっていましたので最初にこちらから手をつけました。まず酸性洗剤を水アカの塊の上からかけてヘラで削り残った水アカはガラススクレーパーという器具で削り落とします。これですっかりステンレスの枠についた水アカはきれいになくなりましたのであとは水をかけて洗剤を洗い流します。酸性洗剤がステンレスについたままだと変色させてしまうからです。次は鏡の本体ですが最初に増粘剤入りの酸性洗剤を鏡全体にかけてステンレス片の編み込まれたパッドで軽く擦ります。鏡には水アカの他に石鹸カスもついていましたので一旦洗い流したあと次にアルカリ洗剤で同じように擦ります。こうして酸性洗剤とアルカリ洗剤で交互に何回か擦り最後に業務用のクレンザーでこすります。コツとしてはパッドで擦るのではなく直にクレンザーを手に取って手で直に擦ります。鏡の上から下まで一通り擦って水で流して水アカが残っていないかチェックします。いくらか所々に水垢のウロコ汚れが残っていましたのでサイドクレンザーで擦ったらすっかり汚れは落ちました。
見出しの画像は作業前の鏡で上の画像は作業後のものです。