お風呂の掃除、石鹸カスの取り方

今日の作業は浴室清掃でした。皆さんお風呂の掃除はどうしてますか？浴室の清掃ってかなり厄介だと思います。なぜならキッチンと並んでおうちの中で最も汚れやすい場所だと思うからです。しかも浴室で発生する汚れはいろいろあってその落とし方や使う洗剤はそれぞれ異なります。かび、水アカ、皮脂汚れ、石鹸カスなど。カビは主に塩素系の洗剤を使ってきれいにしますし水垢はそれ自体がアルカリ性なので酸性洗剤で落としますが皮脂汚れや石鹸かすはアルカリ性の洗剤が有効です。このように汚れの種類によって洗剤の種類や落とし方を変えるので浴室クリーニングは手間がかかりますしその分時間もかかるわけです。今回の現場ですが、カビなどはあまり目立ちませんでしたがバスタブやドアの内側に石鹸カスが白くビッシリこびりついていました。この石鹸カスの落とし方を説明する前に石鹸カスとは何かという話ですが、石鹸カスとは単に流れずに残った石鹸成分が乾いて固まったものということではなく石鹸成分に水道水に含まれるカルシウムなどの成分が反応し固まったもので本来の石鹸とは異なり簡単には落ちないものに変わってしまっています。一般的な落とし方はアルカリ性や酸性の洗剤をつけてステンレスクリーナーというパッドやブラシで擦って落とすわけですが、今回は石鹸カスの層がかなり厚くなってしまっていたのでバスタブについては最初にステンレス製のヘラを使ってこそぎ落とすという方法を取りました。これで９割型バスタブの石鹸カスは落ちで仕上げに洗剤をかけて施テンレスクリーナーで擦って仕上げました。こうしてバスタブはツルツルになりました。ドアの内側については洗剤をかけて何度かステンレス製のブラシで擦って汚れを落とし本来の透明感がもどってきました。