工事後清掃、行ってきました!
先週、工事後清掃に行ってきました。工事後清掃というのは文字通り新築の建設工事や改修工事が終了した後に行うクリーニングです。実際は工期の関係上工事終了を待たずに行うことも多いです。「まだ使っていない建物なのにクリーニングが必要なの?」と思われた方も多いと思いますが、施工が終わったばかりの建物の内部というのは、石膏ボードからでた粉塵や施工業者の足跡、壁紙や床材の接着剤などでかなり汚れていてそのままではオーナー(建築主)さんに引き渡せないので我々の出番というわけです。今回の現場は都下にある某公共施設の改修工事でした。かなり広い現場でしたので一週間ほど通いきれいにしてきました。普通のハウスクリーニングと違い今回の場合も電気工事や水道工事、床施工などの業者さんも施工している中での作業でしたのでそれなりに気を使いながらの作業になりました。清掃箇所は主に窓ガラス、壁、床です。窓ガラスは既存のままでしたのでいつもと同じように冊子に溜まった埃を拭き取りガラスの全面を洗剤をつけて擦りさらにスクイージーという器具で仕上げます。ただ今回は工事現場なのでいつものようにホースを使って水を流しながら作業できなかった上に窓の数もかなり多かったのでこの窓ガラス掃除にかなり時間がかかりましたが、終わったあとは以前からついていた汚れや工事の粉塵も無くなって部屋の中もかなり明るくなったように思います。次に壁ですが、これは特別な技術を要するわけではなくひたすらウエス(タオル)で粉塵を落としていきます。一見きれいそうに見える壁も素手で触ると指に白い粉が付きますのでひたすらウエスで拭き取ります。壁が終わるといよいよ床です。まず全体の掃除機をかけます。その後ついている汚れを見ると足跡、溶接部分の黒ずみ、幅木や床材の糊などがあります。これらを洗剤や器具を変えて取り除くわけです。時間はかかりましたが、なんとか期限通りに仕上げることができました。