キッチンの換気扇そうじ
今日は画像はありません。想像力を働かせてお読みください。今回のご依頼はキッチンの換気扇、いわゆるレンジフードでした。最初にすることは養生です。作業で回りを汚したりお客様が洗い終えて置いてある食器に洗剤がかかったりすることがないようにマスカー(ビニールのシート)をかけていきます。それが終わると分解できるところは分解していきます。換気扇を覆っているカバー(これが本来のレンジフードです)、照明の蓋、アルミのフィルター、換気扇のファン(シロッコファン)、などです。何年もお手入れしていないと全体的にかなり油でベトベトしています。まずはシロッコファンを熱した洗剤に付けます。その間に本体を洗剤を吹きかけながら順番にふいていきます。次にシロッコファンが収まっていた場所ですが、今回は付着した油が乾いてこびりついたようになっていましたので洗剤をかけて柔らかくした後ステンレスのヘラでこそぎ落としました。次に外したレンジフードですが、こちらも洗剤を吹きかて吹いて行きます。特に溝の部分に油が残っていないように注意します。それからつけ置きしてあるシロッコファンに取り掛かります。最初はファンの一枚一枚にこびりついている油を細いかぎ状の器具で削り落とします。一通り終わるともう一度洗剤につけて取り出して同じように残った油を削り落とします。最終的に残った油はブラシで綺麗にします。それから残ったパーツ類を洗剤につけて洗います。全て洗い終わると元々淡いブルーだった洗剤がドス黒くなっています。最後は組み立てて油が残っていないか手で触ってチェックします。言葉にすると簡単そうですが、汚れがなかなか取れず同じ作業を繰り返し行うのでかなり手間がかかります。