古いお住まいでもお任せください！

梅雨本番ですね（そんな言葉あるのかな？）。この時期になるとエアコンクリーニングのご注文を多くいただき毎日忙しく過ごしています。ただバイクで移動することが多いので雨の日は難儀します。でもご注文を頂けるだけありがたいと思っています。お客様に感謝！です。

今回のお客様は築30年くらいのマンションにお住まいのご夫婦で、浴室とトイレの清掃のご依頼でした。まず見出しの画像ですが、作業前の浴室の壁と天井です。換気扇が壊れているようで湿気がこもって浴室中がカビていました。一番目立つ汚れはなんと言ってもこのカビです。通常ですとアルカリ系の洗剤を塗って石鹸カスなどを落とすことからお風呂のクリーニングを始める訳なんですが、今回はバケツにカビ取り用の塩素系の洗剤を大量に作りそれを天井から床まで洗車ブラシで塗ることから始めました。しばらく時間を置いてから水で流しつつブラシでこすると天井や壁のカビはあらかた無くなりました。ただタイルの目地のカビは素材の中までカビが根付いてしまっているのでなかなか取れません。取れないカビは塩素系の洗剤の原液を塗り今度は少し固めのタイル目地ブラシで擦りました。最初の比べてだいぶ目地の白さが戻りました。あとはいつものようにバスタブや床や水栓金具などの水アカや石鹸カスを落とす訳です。最初はアルカリ性の浴室用洗剤を塗ります。バスタブや壁は石鹸カスと水アカがブレンドされた状態で触るとザラザラします。パッドでこすり落とすのが通常のやり方ですが、汚れの層が厚いのでここはステンレス製のヘラで汚れをこそぎ落とし、そのあとパッドでこすって仕上げます。水栓金具も石鹸カスで真っ白になっているのでステンレス片のついたパッドで丹念に磨くようにこすっていきます。裏側の汚れも見逃さないように覗き込みながら擦ります。床とドアはステンレス製のブラシで擦ります。最初はアルカリ性の洗剤をつけて次に酸性の洗剤をつけて洗います。これを交互に繰り返します。新品同様とまではいきませんがだいぶ本来の綺麗さが戻ってきてお客様にも喜んでいただきました。トイレの話はまた次回に。