お手軽!簡単!トイレの臭い対策!
更新日:2020年03月06日 ご家庭向け
トイレの臭いが気になる・・・
トイレに入った時に感じるイヤ〜な臭い、気になりませんか?その原因って「尿石」かもしれません。
尿石汚れ、臭いがあるのは男の子がいる家庭と思われている方も多いのですが、実は男女関係なく、オシッコに含まれるアンモニア成分が原因なのです。この臭いを消すために消臭剤、芳香剤を使用することもあるかもしれませんが、根っこにある「尿石」を取り除かなければ解決にはなりませんので、今回はご家庭で出来る尿石掃除の方法をお伝えしたいと思います。
尿石とは??
尿石(にょうせき)とはオシッコに溶けているカルシウムイオンが他の成分などと反応して、カルシウム化合物として便器および配管の内部につき、たまっていったものです。
色はオシッコに含まれる色素の色(茶色や黄色)で便器の色とは違うので汚れとして目立ってしまいますね。
尿石って簡単に取れないの?
尿石のこびりついているところは主に便器ふちの裏側で普段はなかなか目の届かない場所です。「顔を便器に突っ込むのはちょっと・・・」と思いますので、手鏡を使って一度見てみましょう。使っている期間が長ければふだんお手入れをしていても意外なほどついているものです。
用意するものは洗剤、硬めのスポンジ、パッド(台所で使用するスコッチブライトなどの硬い側でも可)、手袋です。洗剤を使用しますので手袋で手荒れ、汚れへの対策もしておきましょう。
さて、この尿石には酸性洗剤が有効です。酸性がどうかは洗剤ボトルの裏にある成分表を見るとわかりやすいです。代表的な洗剤は「サンポール」「トイレのルック」などが有名どころでしょうか。最近は100均ショップでクエン酸なども販売されていますが、そちらを使っても大丈夫です。
洗剤をかけてすぐにこするのではなく、つけおきをすると洗剤の成分がしみこみ、こびりつきも取れやすくなります。つけおき効果を上げるためにトイレットペーパーを尿石部分にあて洗剤を貼り付けることも有効です。つけおいてる間にちょっとした家事もできますね。
20分ほどつけおいた後、もう一度洗剤をかけ、硬めのスポンジで尿石をこすっておとします。スポンジは3M社の「ハンドパッド業務用」がオススメです。もし尿石が固まってしまっている場合はマイナスドライバーなどで少し削ったあと洗剤をかけると取れやすくなります。便器の素材が陶器でない場合は傷がついてしまうので注意してください。
写真ではプロの洗剤を使ってピカピカに仕上げました!
洗剤の注意点として酸性洗剤とアルカリ性洗剤を混ぜてしまうと中和され効果がなくなってしまうことが挙げられます。また、塩素系洗剤(カビ取り剤など)と混ぜてしまうとガスが発生し、大変危険ですので決して混ぜないように!
まとめ
・尿石に有効な洗剤は酸性洗剤
・便器ふちの裏側に洗剤をかけてつけおくと後が楽!
・硬めのスポンジでこすって完了!こびりつきが強い場合はあらかじめ削っておく!
・アルカリ性洗剤、塩素系洗剤とは絶対に混ぜない!
いかがでしたでしょうか?トイレに入った時の臭いが消え清潔にしていく技としてぜひチャレンジしてみてください!