トイレの黄ばんだ汚れはなに??
はじめに
ご家庭のトイレに、かたく、黄ばんでこびりついた汚れがありませんか?
特に便器の内側の、のぞき込まなければ見えないような、ブラシが当たりにくいところに見つけられると思います。
洗剤をかけて、ブラシで一生懸命こすってもなかなかとれないとお困りではありませんか?
これは『尿石』という汚れです。
尿石とは
尿石とは、尿路結石の略です。
人間が排尿のときに飛散った尿が、時間の経過で石化してこびり付いてしまった汚れです。石化していますので非常にかたく、汚れがたまればたまるほど、落とすのは難しくなっていきます。
また尿石は、有害なバクテリアなどの繁殖を助けるため、アンモニアなどを発生させ、悪臭の原因となります。悪臭のするトイレの原因のひとつだと考えられます。
尿石の落とし方
準備するものとして、酸性の洗剤(サンポールが有名)、かたいスポンジ、ガラススクレイパーなどです。
トイレにこびりついた尿石は、酸性の洗剤で落とすことができます。ただ、尿石は非常にかたくこびり付いた汚れですので、柔らかいスポンジでは落とせません。非常にかためのスポンジか、ガラススクレイパーのようなかたくするどい道具でけずり落とす必要があります。
また、便器の内側の見えにくい部分に尿石がついている場合が多いので、手鏡などあると便利です。
まずはじめに、少しのぞき込んだり手鏡などを使用して、便器内側の尿石がこびりついている部分に、洗剤をまいていきます。
ただ洗剤をまいただけではこびり付いた尿石は落とせません。しばらく洗剤でつけ置きをし、尿石に洗剤をしみ込ませます。その際、洗剤が便器内に流れてしまい、尿石のある場所にとどまってくれません。そのような時には、尿石のついているところにトイレットペーパーをしきつめ、ペーパーに洗剤をしみ込ませます。そうすることによって、ペーパー自体が尿石の上におおいかぶさる様な状態になり、洗剤もしみ込みやすくなります。
しばらく(20~30分程度)つけ置きをしたら、使用したペーパーはトイレに流してしまいます。つけ置きした尿石を、かたいスポンジや、ガラススクレイパーを使用してけずり落としていきます。この時も、便器の内側は見えにくいので、手鏡をつかって確実に尿石をけずり落します。
尿石はひじょうにかたい汚れです。上記のような手順でも落ちにくいときは、洗剤をつけ置きする前に、ガラススクレイパーなどで尿石をある程度けずり落としておく(尿石に傷をつけるイメージ)と、洗剤がより浸透しやすくなるのでおススメです。
全体の尿石をけずり落したら、洗剤をよく洗い流しダイヤパット(耐水ペーパーも可)を使い、便器内側全体を磨き上げます。最後にシャインプロで便器全体のつやを出し、仕上げとなります。シャインプロはからぶきでしっかりとふきあげないと、逆に見栄えが悪くなってしまうので注意が必要です。
まとめ
まず最初に汚れがついている場所を確認する必要があります。便器のどの部分についているのか、特に便器の内側などは、のぞき込んだり、鏡を使ったりしなくては見ることができません。
次に、尿石は非常にかたい汚れなので、つけ置きが必要です。その際、尿石に傷をつけておくと、洗剤がより浸透しやすくなります。
洗剤を浸透させたら、尿石をけずり落します。
最後に便器全体をふきあげたら終了です。
簡単にまとめましたが、便器の中をのぞきこむって・・・なかなかできることじゃないですよね。
そんな方は、
汚れと闘うプロ集団 おそうじ革命 静岡掛川駅南店にご相談ください。
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