エアコン完全分解の研修|エアコンクリーニング繁忙期に備えます
いつもお世話になっている「エアコンクリーニング協会」でエアコン研修を受けてきました。
「エアコン完全分解」の演習です。
最初の30分ぐらいは講義を受けて、そのあと会場にあるエアコンを分解して、エアコンクリーニングの理解を深めます。
エアコンの構造を理解することにより、エアコンのどのあたりが汚れが溜まりやすいか予測ができ、より綺麗なクリーニングができる、というのが目的です。
「エアコン完全分解」は大きく下記の2種類あります。
1.背抜き法
2.持ち帰って完全分解
この2種類について今回は説明します。
完全分解(背抜き法)について
壁掛けのエアコンを、設置されたままで分解して洗浄していく方法です。
室内のエアコンは、外の室外機と「電気と冷媒」でつながっています。つながっている部分は熱交換器です。この熱交換器だけを残して洗浄していきます。熱交換器の背中側にカバーがついており、「背中」を「抜く」ということで「背抜き」と呼ばれています。
エアコンクリーニング業者のエアコン「完全分解」というと、この「背抜き」を指します。
この分解方法のメリットは下記があげられます。
・冷媒ガスを抜く必要がなく、電気工事の必要がない
・ドレンパンの隅々まで洗浄できるので、ほぼ汚れを除去できる
一方、デメリットもあります。
・設置状況によっては分解しきれない
・熱交換器を潰してしまうリスクがある
・作業は2人で、補助が付かないとかなり危険
設置状況によっては作業ができなくなるので、金額設定が複雑で終了時間が予測できないなどのデメリットがあります。
完全分解(背抜き法)は現在でも作業している業者さんもいらっしゃるようです。
持ち帰って「完全分解」
この方法は、エアコンメーカーが主に行っているようです。設置されたエアコンを一旦取り外して持ち帰り、場所を変えて「完全分解」する方法です。
装備がそろっている場所で「完全分解」して洗浄して、交換が必要な部品については交換して、元の設置場所に戻します。
このメリットとしては下記があげられます。
・ほぼ新品のエアコンになる
当然、デメリットもあります。
・作業に時間が掛かる
・高額になる
・メーカーの製造が終了していると変える部品がない
冷媒や電装部分をすべて外して分解するのでコストがかかります。
コストをかけて「新品同様」にするぐらいなら、新しいエアコンに買い替えた方がよさそうではあります。しかしまだまだ持ち帰りの「完全分解」での洗浄を行っている業者もある模様です。
「おそうじ革命品川旗の台店」のエアコンクリーニング
「おそうじ革命品川旗の台店」では、エアコンの「完全分解」は行わないで洗浄します。
エアコンクリーニングというサービスを、手軽な金額で、気軽に頼めるメリットがあります。
リスクを極力抑えた洗浄で、確実にエアコンの内部を綺麗にしていきます。
完全に分解すれば「正義」という考えは間違えです。
エアコンの空気の流れに水圧を掛け、エアコンの内部を確実に洗浄していくのが「おそうじ革命品川旗の台店」のエアコンクリーニングです。
今回の研修では、「完全に分解せずとも綺麗になる」ということが確認できたので、良かったと思います。
ぜひ今年の夏は「おそうじ革命品川旗の台店」にご用命くださいませ(^^♪