【そうじのプロ直伝】お風呂のムカつくカビ、おとしかたとキレイをつづける方法
●はじめに
お風呂のカビ汚れって、簡単に落ちなかったり・・、キレイにしてもすぐにカビが生えてきたり・・、イラっとしますよね。
カビを落として、キレイをつづけるにはどうしたらよいか、
できるだけ簡単な方法でカビを撃退する方法をお教えします。
●カビとはなにか
ウィキで調べると、「カビは、微生物の一種で菌類の一部の姿を表す言葉です。
菌糸と呼ばれる糸状の細胞からなり、胞子によって増殖・・・」と書かれてます。
う~ん、ちょっとむずかしい・・・
では、カビ(お風呂にはえるもの)はどのような環境で繁殖しやすいか?それは、
・温度:20~30℃
・湿度:65%以上
・体を洗った際の石鹸カスや皮膚の汚れなど、カビが大好きな養分が豊富なこと。
簡単ですが、イメージが伝わったと思います。
あたり前と思われるかもしれませんが、お風呂ってカビが大好きな条件が、
完璧にそろってるんですね。
そしてカビが生えたら、どんどん増えていって、「カビおちねぇ、ムカつく~」
なんて状況になるわけです。
お風呂のカビは、大きく分けて2種類です。
・黒カビ
・ピンクのぬるぬるしたカビ(厳密にはカビではないそうですが・・・)
黒カビ、ピンクカビを撃退して、キレイをつづけるにはどうしたらよいか?
●カビの落とし方とキレイをつづける方法
カビを退治する方法は、
①カビ退治用の洗剤を使用して
②一定時間つけ置きし、
③ブラシなどで軽くこすって落とす。
のがよいでしょう。
キレイをつづけるには、
④一週間に1回、50℃以上のお湯をカビの生えそうな箇所に、5秒ほどかける。
です。
①カビ退治用の洗剤
・使う洗剤:
カビハイター、カビキラーなどが一番お薦めです。
洗浄効果は高いですが、においがつよい、衣類に付着すると色落ちしてしまうなどの
デメリットもあります。
においが苦手な方や、小さなお子様やペットがいるご家庭などでは、
もう少し弱めの洗剤を使用してもよいでしょう。
・使い方:
まずお風呂を乾燥させて、とくにカビが生えている部分の水分をとります。
黒カビなどに向かって、洗剤をふきつけます。
手袋やマスクを着用する方がよいでしょう。
②つけ置き
・つけ置き方法:
洗剤をかけた箇所にラップする方法とティッシュをかぶせる方法があります。
ティッシュをかぶせる場合は、その後にもう一回洗剤をふきつけましょう。
つけ置きの時間は、1時間ほどつけおくのがよいでしょう。
(洗剤によっては30分ほどと記載されているものもありますが、
過去の経験では、1時間くらいつけた方が汚れが落ちた気がします。)
③ブラシなどでこすって落とす。
・お湯で流して落ちる場合は、それで大丈夫です。
落ちない汚れは、スポンジで全体をこすります。
細かい場所は、歯ブラシなどでこすります。
※パッキンなどの黒カビだとなかなかおちないものがあります。
あれは、黒カビがパッキンの内部に入って、変色しているからなのです。
実際には、表面の黒カビ自体は落ちているのですが、変色している部分が
黒ズミになっているからなのです。
そういう場合は、漂白を行います。
パッキン用の洗剤を使用してみてください。
④キレイをつづける方法(カビを生やさないコツ)
・洗浄が終わったら、50℃以上のお湯をカビの生えそうな箇所に5秒ほどかけます。
これで、かなりカビの繁殖を抑えることができます。
※1週間に1回、50℃以上のお湯をカビの生えそうな箇所に5秒ほどかけることを
つづけてください。
ちょっとめんどうかもしれませんが、お風呂を洗う際についでにやれば、
カビそうじの回数がぐんと減って、らくになると思いますよ。
簡単ですが、カビ撃退の効果は高いです。
ぜひ、おためしくださいませ。