浴室追い焚き配管洗浄
更新日:2023年10月04日 インフォメーション
1.はじめに
夏も終わり、やっと涼しくなって来ました。そろそろ、温かい湯船が恋しくなって来る頃ですね。そこで浴槽の追い焚き配管内の汚れを気にしたことはありますか?
配管内には、目に見えない雑菌がいっぱいです。そのまま浴槽にお湯をためると、雑菌だらけのお湯に入ることになります。そして、この雑菌は健康被害を引き起こす原因にもなっています。
2.レジオネラ菌
浴槽の追い焚き配管内には、水垢はじめ、雑菌が付着しています。この雑菌を放置すると、バイオフィルムという雑菌の塊が膜状に覆われます。その結果、レジオネラ菌を発生することになります。
レジオネラ菌は最悪の場合、人体に悪影響を及ぼす事があります。「レジオネラ肺炎」「ポンティアック熱」などの病気を発症する原因になります。
特に、幼児・高齢者・持病をお持ちの方などの抵抗力の弱い人に感染しやすいので、注意が必要です。
3.洗浄方法
レジオネラ菌に有効とされる塩素濃度水(300ppm)で配管内を除菌洗浄します。
水垢を軟化させ、除去することができ、配管内に発生するサビも除去すると同時にサビの再発を防ぐ効果もあります。そしてなにより、バクテリアやレジオネラ菌などの温床になるバイオフィルムを根こそぎ除去することが出来ます。
洗剤の洗浄力で除去するため、配管内を傷める心配もいりません。
4.まとめ
入浴時に人体から出た雑菌が配管内で、皮脂やさまざまな汚れを栄養にして増殖していきます。お風呂は毎日使用する場所ですから、定期的なメンテナンス必要です。目安は年一回の洗浄が好ましいです。