エアコンの仕組みについて知っておこう!
更新日:2022年05月31日 ご家庭向け
皆さん、こんにちは!
おそうじ革命新潟新発田店の喜多です。
今回は、今では当たり前のようにお家に設置されているエアコンの仕組みについてお話していこうと思います。
皆さんは、1台で何役もこなして人の生活を快適に支えてくれている大黒柱、エアコンの仕組みや原理ってご存じでしょうか?
ボタン一つで、寒い冬にはお部屋を暖かくして癒してくれる暖房機能、
真夏の暑い日にはお部屋を涼しくしてくれる冷房機能、
そして、ジメジメした梅雨時などに大活躍する除湿機能、
最近では除菌機能まで備えているエアコンも出てきています。
すでに現代社会では欠かすことのできない家電でもあるエアコン。
エアコンの仕組みを理解することで、もっと効率よくエアコンを使っていきましょエアコンの構造ってどうなっているの?
まず、エアコンにはエアコン本体である室内機とお外にある室外機があることは殆どの方がご存じだと思います。
エアコン本体である室内機には、フィルター、熱交換器(アルミフィン)・送風ファンが組み込まれています。
室外機には、熱交換器(アルミフィン)、圧縮機(コンプレッサー)、膨張弁が入っています。
さらに、本体と室外機は冷媒管といわれる配管で繋がれ、中に「冷媒」と呼ばれるガスが入っており、本体と室外機をグルグルと行き来しています。
難しい専門用語ばかりでいまいちピンとこないでしょう・・・。
私も初めはそうでしたが、原理を理解すると、このそれぞれの用語もイメージがつきやすくなってきますよ。
もうしばらくお付き合いくださいね。
それでは、どのような原理で部屋の温度調節ができるのか、詳しく説明していきます。
冷暖房の原理はたったの3つ!
冷暖房の原理を理解するうえで押さえておくべき3つのルールがあります。
小学生の頃に理科で習った内容です。
①気体は圧縮することで液体(凝縮)に、液体は膨張させることで気体(蒸発)になる
②気体から液体になるとき熱を出し(暖房)、液体から気体になるとき熱を奪う(冷房)
③熱は温度の高いところから、低いところへ移動する性質がある
冷媒というと馴染みがなくても、フロンガスというのは聞き覚えがあるのではないでしょうか。
実は、フロンガスは最も代表的な冷媒ガスです。
オゾン層の破壊につながるなどの理由から、現在はより環境にやさしいガスが使われてきています。
冷媒に使用されるガスは、水よりも圧力による状態の変化がしやすいなどの特徴があり、効率的に熱のコントロールができるものとイメージしてください。
冷媒は、構造の中で出てきた「圧縮機」「膨張弁」を通ることで①のルールによって、液体と気体に変化を繰り返しながら、エアコン本体と室外機をパイプを通して循環しています。
この冷媒がパイプの中で循環し、エアコン本体の「熱交換器」を冷やすか温めることによって空気に熱を伝えたり、空気の熱を奪ったりします。
こうして冷媒がグルグルと行き来することを繰り返すうちに、室内や室外の空気の熱を設定した温度に合わせて変換しながら運んでいるような役割を果たし、室内の温度が変化するということですね。
冷媒ガスが不足すると・・・。
冷媒ガスが空気中の熱を吸収したり放出したりするので、冷媒ガスが入っていなければ温度調節は出来ません。
①十分な量の冷媒ガスが入っていない
②冷媒ガスが漏れている
上記の場合は、部屋が冷えない、もしくは暖まらないという事態になります。
冷媒ガスの種類って何があるの?
冷媒ガスには「R22」、「R32」、「R410A」の3 種類があります。
「R22」と「R32」は単一冷媒のため、簡単にガス補充することが可能です。
しかし、「R410A」は二種混合冷媒となります。
補充すると現冷媒と組織バランスが崩れる恐れがあるため、ガスの入れ替え作業が必要となります。
ガス補充と入れ替えでは料金が異なります。
冷媒ガスの移り変わり
冷媒ガスは時代とともに様々なものが開発されています。
2000年以前、現在は指定フロンと呼ばれている【R22】の冷媒ガスが使用されていました。
オゾン層を破壊して地球環境に悪影響を及ぼすのが指定フロンです。
そのため、2000年以降では「R410A」の代替フロンと呼ばれるものを使用している製品が多いです。
しかし、「R410A」はオゾン層への影響はありませんが、地球温暖化に影響を及ぼすことがわかりました。
そのため現在では、「R33」と呼ばれる地球温暖化への影響が少ない代替フロンを使用している製品が多いです。
まとめると、
①R22はオゾン層を破壊してしまう
②R410Aはオゾン層は破壊しないが、地球温暖化への影響を大きい
③R33は地球温暖化への影響が少ない
エアコンの仕組みを知ったうえで気をつける事とは?
エアコンの仕組みを理解すると、メンテナンスする時やトラブル時の対応を適切に行うことができるようになります。
冷媒漏れには要注意
エアコン内部に十分な量の冷媒がないと、お部屋がしっかりと冷えなかったり、暖まらなかったり、温度調節ができなくなってしまいます。
エアコン内部の熱交換器に霜がついてしまったり、室外機の細いパイプに霜が付いている場合は、「冷媒」が漏れている可能性が高いので、メーカー等の専門業者へ相談しましょう。
熱交換器をほこりから守る
フィルター掃除はこまめに 季節の変わり目など、久しぶりにエアコンを動かすと、嫌なにおいがする。
そんな時はフィルター奥にある熱交換器にカビが付いている可能性や、フィルターに埃が溜まったままになっていても嫌な臭いがすることもあります。
フィルターはこまめに掃除して、それでも匂いがするという時には、お掃除専門業者にクリーニングをお願いするのがおすすめです。
室外機の周囲、特に前面には物を置かない
室外機の回りが物でふさがれていると、室内からの熱が外へ排出されなくなってしまい、風の流れが悪くなってエアコンが効きづらくなってしまいます。
また、室外機の熱交換部分にほこりやゴミが溜まってしまうと、霜や氷が付きやすくなることで暖房の効きが悪くなってしまい、余計にエネルギーが消費され、電気代もかかってしまうので要注意です。
使用頻度にもよりますが、1台につき年間6,000円程度影響が出ている場合もあるようです。
最後に
如何だったでしょうか?
既にエアコンは家庭に無くてはならない存在になっている方が大半でしょう。
私もその一人です。
しかし、多くの方が設置後に何もメンテナンスをしていないという話を伺ったりすることが多いです。
エアコンはデリケートな機器です。
本体は当然ながら、修理も高額になるケースが殆どです。
その前に、皆さんの手でしっかりケアを行ってあげてくださいね。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
それではまた次回!
ここまでご覧いただきありがとうございました!
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