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エアコンクリーニングについて

公開日:2022年05月11日
更新日:2022年05月11日
ご家庭向け

エアコン内部のカビ!

まず、エアコンクリーニングの一番の理由は、このカビの除去ではないでしょうか。

特に抵抗力の弱い小さなお子様やお年寄りには、カビが原因で健康被害・アレルギーをもたらすこともあります。

エアコンの中には多くのカビが存在しています。

エアコンの内部は結露により水分が付きやすい状態となっていて、エサ (ほこりやダニの死骸など) も豊富にあるため、カビにとっては居心地の良いすみかとなっています。
また、エアコン内部にカビが発生したり、ほこりやダニの死骸が熱交換器に入り込んだ状態を放っておくと、エアコンのスイッチを入れた瞬間、カビやホコリが風に乗って部屋全体に撒き散らされてしまいます。

スイッチを入れた時のイヤな臭いは主にコレが原因です。
そして、エアコンを使うたびに、部屋中にカビやカビの胞子が降り注ぐ…ぞっとしますね。

 

エアコンクリーニングをすると徹底的にカビを除去する他、その他のハウスダストなどの汚れも除去され、お部屋の空気もキレイになります。

エアコンの仕組みについて

エアコンはなぜ冷えるのか?

エアコンは 「暖かい空気を吸い、それを冷やして室内に送り込む」 ということを繰り返して室内の気温を下げています。この 「冷やす」 という現象は、言い換えれば、熱を奪う、ということです。その役目を果たしているのが、「熱交換器」 と呼ばれる部分で、その内部には 「冷媒」 と呼ばれるガスが通っています。室内の空気の熱を奪った冷媒は、その熱を室外へ持っていきます。室外にある室外機が熱くなった冷媒の熱を外へ放出し、冷やされた冷媒はまた室内に戻り、さらに室内の空気の熱を室外へ運びます。

冷媒の管によって熱交換器全体が冷やされ、熱交換器を通過した空気がその奥にあるファンによって室内へ送り込まれます。
そして、室内で暖まった空気は、また吸い込まれ、熱を奪われ、室内へ戻されます。

熱交換器が汚れると吸い込める空気の量が減り 奪える熱の量も減ってしまいます。さらに、アルミフィン自体が油やヤニ、ほこりなどの汚れでコーティングされることにより、暖かい空気が十分に冷却されない状態になります。

さらに、ファンも汚れにより目詰まりを起こします。すると、空気の吸入量、排出量ともに激減し、十分な空気の循環能力を確保できなくなります。

エアコンは室内をその温度に保とうとします。

熱を奪い取る能力が落ちた熱交換器をフルに稼働させます。さらに、空気の吸入排出量を確保するためファンもフル稼働させます。


その為、エアコンがきれいな状態では26℃設定で十分に涼しくなっているところを、汚れていると同じ26℃設定でも中々冷えないので24℃設定時なみに稼働させ設定温度を確保しようとします。

それにより、消費電力も大幅に上がることになります。

エアコンクリーニングをすると、熱交換器の汚れやファンの汚れも除去しますので、エアコン本来の能力を十分に発揮させ、消費電力を抑えることができます。

結果、エアコンクリーニングをすると空気もキレイになるし節電にもなるし良い事ばかり♪

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