レンジフードの清掃で必ず確認すること
今日はレンジフードのお掃除でした。
10年間お掃除をしていなかったので、内部の油汚れをとても気にされていました。
レンジフードの内部を清掃する前に、私は必ずお客様にお伝えすることがあります。
・レンジフードには塗装がしてある。
・塗装は元々油が含まれている。
・年が経つとともに塗装と油が一体化してしまう。
・洗剤で油を落とそうとすると、塗装も一緒に剝がれてしまうことがある。
このことは必ずお伝えします。
お客様はここで、
・塗装は剝がれても良いので油汚れを取ってほしい。
・油汚れはそれほど取れなくても良いので、塗装は剝がしたくない。
のどちらかを選択してくれます。
どんなに気を付けていても、剝がれてしまうこともあるので、これだけは必ずお伝えします。
ほとんどのお客様は油汚れを取ってほしいというのが願いなので、私はできるだけ傷つけないように塗装を剝がさないように慎重に作業します。
塗装を剥がさないように工夫していることは、
・弱いアルカリ洗剤、濃度の薄いアルカリ洗剤を使う
・使う道具(パットなど)は柔らかいものを使う
・アルカリ洗剤に中性洗剤を混ぜて使う
・きっちり洗剤を落とす
などです。
お客様はきれいにしてほしくて頼んでくれています。
私はできるかぎり、素材を傷めないように、やり残しがないように、いろいろ工夫して奇麗にします。
最後に私はお客様に、不織布のフィルターを貼るのをお勧めします。
付けているのと、いないのでは、汚れ具合が全然違います。
本当にお手入れが楽になりますので、皆さんも是非フィルターを付けてみてください!