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【プロが教える】これで完璧!場所別の洗浄清掃と殺菌方法

公開日:2024年10月03日
更新日:2024年10月23日
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飲食店などのサービス業では、店舗の清潔さが非常に重要になります。

不衛生な現場では、有害な微生物が蔓延し、食中毒などの深刻なトラブルを引き起こす原因にもなりかねません。

 

衛生状態を維持するには、現場の洗浄清掃と殺菌作業がとても大切です。

 

今回の記事では、洗浄清掃とはなんなのか、洗浄清掃と殺菌の基礎知識、洗浄清掃と殺菌の具体的な方法などについて徹底的に解説していきます。

 

洗浄清掃とは?

洗浄清掃とは?

洗浄とは、薬剤を使って汚れを落とす作業のことを指します。

中性洗剤を使っての食器洗い、お風呂用の洗剤を使ってのお風呂掃除、アルカリ洗剤を使ってのダクト清掃などの作業が、「洗浄」にジャンル分けされます。

 

従って、掃除機での除塵作業や、水拭きでのお掃除は「洗浄」には含まれません。

 

洗浄清掃は、飲食店や食品工場などの食品を扱う現場の衛生環境を保ち、食中毒や害虫・害獣の発生を防ぐ上で非常に重要な作業です。

 

また、洗浄と殺菌作業は必ず二つセットで行う必要があり、どちらか一つのみの実施では衛生状態を維持することはできません。

 

なぜ洗浄清掃が必要なのか?

洗浄清掃は、衛生環境を維持するのはもちろんのこと、その他にもさまざまなメリットがある非常に重要な作業です。

 

①衛生状態の向上

洗浄清掃で汚れや菌を除去することで、衛生状態を向上させ、感染症の予防や食中毒のリスクを低減することができます。

特に、病院、介護施設、食品工場、公共施設など、人々が集まる場所では、徹底した洗浄清掃が不可欠です。

 

②安全性の確保

滑りやすい床や油汚れなどは、転倒や火災などの事故につながる可能性があります。

洗浄清掃によってこうした事故に繋がる汚れを取り除くことで、安全性が向上します。

 

③快適な環境づくり

清潔な環境は、心理的にも物理的にも快適な空間を作り出します。

散らかっている場所や、汚れた環境の中にいると、人は無意識のうちにストレスを感じるといわれています。

洗浄清掃によって、不快な臭いやホコリを減らし、居心地の良い空間を維持することができます。

 

④資産価値の維持

建物や設備を清潔に保つことは、資産価値を維持するためにも重要です。

定期的な洗浄清掃を行うことで、建物の劣化を防ぎ、長持ちさせることができます。

 

⑤環境への配慮

洗浄清掃には、環境負荷を低減する効果もあります。頻繁にお掃除をしていれば、汚れが堆積するのを防ぐことができるので、洗剤や水の節約ができます。

結果、環境への負荷を軽減することにつながります。

 

洗浄清掃と殺菌の基礎知識

洗浄清掃と殺菌の基礎知識

洗浄清掃と殺菌は、どちらも衛生状態を保つために重要な活動ですが、目的と方法が異なるものです。

 

洗浄清掃は、目に見える汚れやゴミを物理的に除去する作業です。

水や洗剤、ホウキ、雑巾、スポンジ、ブラシなどを使って、汚れの種類や場所に合わせて様々な方法で行います。

 

殺菌は、洗浄で取り除ききれなかった菌を死滅させる作業です。熱殺菌、化学殺菌、紫外線殺菌など、殺菌する場所や菌の種類に合わせて様々な方法があります。

 

代表的な殺菌法4種

①熱殺菌

熱殺菌は、高温によって菌を死滅させる方法です。最も一般的で効果的な殺菌方法の一つであり、食品や医療器具など、様々な分野で利用されています。

 

【熱殺菌の主な方法】

・煮沸: 100℃のお湯で一定時間煮沸することで菌やウイルスを死滅させます。

・蒸気殺菌: 高圧蒸気を使って高温状態を作り出し、菌を死滅させる方法です。食品や医療器具の滅菌によく用いられます。

・乾燥殺菌: 高温の乾燥空気を使って菌を死滅させる方法です。

 

【熱殺菌の注意点】

・熱に弱い素材は、熱殺菌できない場合があります。

・加熱ムラがあると、菌が死滅しきらない可能性があります。

 

②化学殺菌

化学殺菌は、薬剤を使って菌を死滅させる方法です。

漂白剤、エタノール、ヨードチンキなどが代表的な化学殺菌剤です。

 

【化学殺菌の主な方法】

・漂白剤: 次亜塩素酸ナトリウムが主成分の漂白剤は、菌やウイルスに対して強い殺菌作用があります。台所や浴室の消毒によく用いられます。

・エタノール: 手指消毒や医療器具の消毒によく用いられます。

・ヨードチンキ: 傷口の消毒によく用いられます。

 

【化学殺菌の注意点】

・化学殺菌剤は、人やペットに有害な場合があるため、取扱いには注意が必要です。

・化学殺菌剤によっては、特定の菌に対してしか効果がない場合があります。

 

③紫外線殺菌

紫外線殺菌は、紫外線を照射して菌のDNAを破壊し、死滅させる方法です。目に見えない菌にも効果があるため、近年注目を集めています。

 

【紫外線殺菌の主な方法】

・紫外線ランプ: 紫外線ランプを照射することで、空気や水を殺菌することができます。

・携帯用紫外線殺菌器: 手のひらサイズの紫外線殺菌器で、スマートフォンやドアノブなどの表面を殺菌することができます。

 

【紫外線殺菌の注意点】

・紫外線は、目や皮膚に有害なため、直射に当たらないよう注意が必要です。

・紫外線が届かない場所には、効果がありません。

 

④オゾン殺菌

オゾン殺菌は、オゾンを使って菌を死滅させる方法です。

近年、食品工場や医療機関などで利用されるようになっています。

 

【オゾン殺菌の主な方法】

・オゾン発生器: オゾン発生器を使ってオゾンを発生させ、空間や物品を殺菌します。

・オゾン水: オゾンを溶かしたオゾン水は、食品や医療器具の殺菌に利用されます。

 

【オゾン殺菌の注意点】

・オゾンは、人やペットに有害なため、取扱いには注意が必要です。

・オゾンは、金属を腐食させる可能性があります。

洗浄清掃+殺菌の方法を解説!

洗浄清掃+殺菌の方法を解説!

冒頭でも書いた通り、洗浄清掃と殺菌は、両方セットで行わなければ衛生上あまり意味がありません。

この章では、各作業の消毒効果を最大限に発揮させるための効果的な洗浄清掃+殺菌方法を解説していきます。

 

洗浄清掃+殺菌の基本的な流れ

①洗浄清掃で汚れをキレイにする

食中毒や感染症を引き起こす有害な菌・ウイルスは、食品のカスなどが落ちている場所や、人や動物が直接触れたところなどに多く発生します。

また、これらの汚れをエサにしているゴキブリやネズミなどが、他の場所に病原体を媒介するパターンもあります。

 

そのため、まずは有害な微生物の発生源となっている汚れ・ゴミを、洗浄清掃でしっかりと除去する必要があります。

 

②殺菌作業を実施する

洗浄清掃で汚れをキレイにしたら、薬剤などを使って、キレイにした場所を消毒します。

環境に発生する微生物の中には、市販品の中性洗剤やアルカリ洗剤などに耐性を持つものや、洗浄だけでは取り除ききれないものもあります。洗浄清掃で除去できなかった菌やウイルスは、折に触れて再び繁殖してしまう可能性があります。

 

殺菌は、洗浄清掃で取り除けなかったこれら有害な微生物を、消毒液などを散布して無害化もしくは死滅させる作業です。洗浄清掃を実施したら、必ず殺菌作業もセットで行うようにしましょう。

 

洗浄清掃&殺菌の方法論①調理器具の殺菌方法

調理器具は、食品など、人が直接口にするものを加工するための道具です。

そのため、衛生管理が非常に重要な道具と言えます。

 

調理器具は、次亜塩素酸ナトリウムやアルコール除菌剤などを使って適切に殺菌消毒を行いましょう。

 

調理器具の殺菌:まな板・包丁など

まな板や包丁は、基本的に使用するたびに食器用洗剤を用いて洗い、水気を拭き取ったあと、アルコール除菌スプレーを吹きかけて殺菌しましょう。

また、一日の営業が終わった後は、次亜塩素酸ナトリウムの希釈駅に10〜30分程度つけて殺菌するようにしましょう。

 

調理器具の殺菌:番重など

調理器具の中には、パン生地の発酵・保管に用いる番重など、次亜塩素ナトリウムなどの消毒液が使えないものもあります。

薬剤を使うと発酵菌の成長を阻害してしまうことが懸念される調理器具は、紫外線灯などを用いて殺菌するようにしましょう。

 

洗浄清掃&殺菌の方法論②調理場の殺菌方法

厨房などの調理場は、料理を作る場所ですので、調理器具と同様にしっかりした衛生管理が求められます。

調理台は、キレイな布やダスターと洗剤を使って拭き清め、最後にアルコールスプレーをかけて除菌しましょう。また、調理台に洗剤が残らないようしっかり拭いてから殺菌するようにしましょう。

 

床は、掃き掃除や除塵清掃でゴミを除去したら、床用の洗剤を使って拭き掃除します。

水洗いができる床の場合は、最後にホースで水を撒いて洗い流し、水気を切ってしっかり乾燥させましょう。

また、作業の際は、清掃ではねた水が調理台や調理器具にかからないように注意しましょう。

 

厨房は、毎日決まった時間に決まった方法で清掃するようマニュアルを定め、従業員全員で遵守するようにしましょう。

 

洗浄清掃&殺菌の方法論③清掃用具の殺菌方法

汚れた清掃用具で洗浄清掃+殺菌をしても、衛生的とは言えません。

そのため、清掃に使用する道具も、適切に管理しておく必要があります。

 

ダスターや雑巾は洗剤をかけて洗い、次亜塩素などに浸けて消毒した後、しっかり乾燥させましょう。

また、汚れがひどいものはすぐに新品に交換しましょう。

 

食洗用のスポンジは、営業終了後に洗剤を使って水洗いし、希釈した次亜塩素ナトリウムに浸けて消毒しましょう。

また、スポンジは数日で新しいものに交換しましょう。

 

床用のモップや、バックヤードの清掃に使う道具は、水洗いをして汚れを落としたあと、水気を固く絞って乾燥させます。

また、清掃用具を保管する掃除用具入れも、定期的にお掃除するようにしましょう。

 

トイレ用の清掃用具は、周期を決めて定期的に交換しましょう。交換は、使用頻度によって異なりますが、トイレブラシなら大体1ヶ月〜2ヶ月に1度、トイレ用の雑巾も1〜3ヶ月に1度程度経ったら新しいものに替えましょう。

 

徹底清掃後の定期清掃も承ります!衛生状態を維持するおそうじ革命の定期清掃サービス

徹底清掃後の定期清掃も承ります!衛生状態を維持するおそうじ革命の定期清掃サービス

飲食店や食品工場などは、衛生環境の維持が何よりも重要になります。

清潔な状態をキープするには、日常的な洗浄清掃や殺菌作業が最も大切ですが、汚れやゴミなど不衛生なものが溜まらないようにする工夫も同時に必要となります。

 

おそうじ革命の定期清掃サービスは、周期を決め、お客様方を訪問して清掃させていただくサービスで、レストランやコンビニエンスストアなど、さまざまな接客サービスの現場にご活用いただいております。

 

おそうじ革命の強みは、なんと言ってもその圧倒的な技術力と、リーズナブルな価格設定でコストパフォーマンスの良さにあります。

弊社が、オリコン顧客満足度®調査で5年連続コストパフォーマンス第1位を獲得していることからも、お客様から“コスパの高さ”を高く評価いただいていることが伺えます。

 

美しく清潔な現場を維持することは、お客様のみならず、従業員の皆様にも気持ちのいい環境を提供することにもなり、ひいては生産性の工場にも繋がります。

 

店舗や工場の定期清掃サービスをお探し中のオーナー様におかれましては、是非ともこの機会に、おそうじ革命の定期清掃をご検討くださいませ。

 

徹底力が自慢です

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