家の中の傷は自分で補修できます!自分でできる範囲と補修テクニックを網羅
壁紙のちょっとした穴や破れ、フローリングの小さな凹みなどなど…。
これらの家庭内の傷は、放置しているとどんどん大きくなっていきます。
また、傷から湿気が侵入して建材が傷んでしまうことも。
しかし、リペア業者に補修を頼もうと思ったら、それなりに安からぬお金を支払わなければなりません。
業者に依頼するほどでもない小さな傷、なんとか自分で補修することはできないものでしょうか?
今回の記事では、自分で補修できる家庭内の傷について、補修可能な範囲やリペアテクニックなどの解説を、以下の見出しでご紹介していきます。
“家の中の傷”自力で補修できるのはどの範囲まで?
住居内にできた傷で、自力で補修できる範囲は、傷の種類、素材、大きさ、深さによって様々です。一般的には、以下の程度の傷であれば、DIYで補修可能といわれています。
自力で補修可能な傷①軽微なもの
【表面が少し擦れただけの浅い傷】
人の歩行で擦れてしまったワックスなどは、自力で補修することが可能です。
【家具の脚などでついた小さな凹み】
家具の脚などの重みでできてしまったフローリングの小さな凹みは、アイロンなどを当てることで復元できる可能性が高いです。
【壁紙にできた小さな穴や破れ】
ネジ穴や押しピンでできた小さな穴は、補修キットや木工用ボンドでキレイに修復することができます。
【フローリングの軽い引っかき傷】
先の細いもので擦ったことでできてしまった小さな引っ掻きキズも、自力で修復可能です。
フローリングのキズ補修には、専用の補修キットが販売されています。
自力で補修可能な傷②ある程度の傷
ある程度の大きさの傷も、キレイに補修するには技術が必要になりますが、自力で修復することが可能です。
具体的には、以下のサイズまでの傷であれば、DIYで修復できます。
・深さ1mm程度の切り傷
・直径5cm程度の凹み
・壁紙の破れや剥がれ
・フローリングの目立つ引っかき傷
家の中の傷を自分で補修!リペアテクニックをご紹介
床や壁にできた傷は、そのままにしておくとどんどん広がっていってしまいますので、見つけ次第早めに補修するようにしましょう。
家の中にできた傷は、ある程度の範囲までなら自分で補修することが可能です。
この章では、家の中にできたキズの補修方法について、場所別に解説していきます。
家の中の傷を自分で補修①壁紙の補修テクニック
【必要な道具リスト】
・カッター:補修箇所の切り取りや補修材の調整に使用します。
・ヘラ:接着剤やパテを均一に塗布する際に役立ちます。
・ローラー:壁紙を圧着し、補修跡を目立たないようにします。
・マスキングテープ:補修範囲をマスキングする際に使用します。
・パテ:穴や傷を埋めるための補修材です。
・サンドペーパー:乾燥させたパテの表面を滑らかに仕上げるために使用します。
・壁紙接着剤:剥がれた壁紙を修理するために使用します。
・壁紙シール:小さな傷やキズを隠すのに便利なアイテムです。
・ドライヤー:接着剤やパテの乾燥を早めるために使用します。
・定規:正確な長さの測定や、壁紙を真っ直ぐカットするのに使用します。
・タオルや雑巾:作業中の汚れや余分な材料を拭き取るのに役立ちます。
【釘やネジの穴を補修する場合】
インテリア用に空けた釘やネジの穴は、チューブタイプの専用の補修キットが売られていますので、そちらを活用しましょう。
①あらかじめ、穴の周辺の汚れやホコリをスポンジや雑巾でキレイにしておきます。
②ネジ穴にチューブを差し込み、補修剤を注入します。
③ドライヤーの熱風で乾かします。近すぎたり、熱風をあてる時間が長いと、周囲の壁紙も変質・変形する恐れがありますので、少しずつ様子を見ながら作業しましょう。
④ドライヤーの熱風で補修剤が膨らむので、はみ出した部分はスポンジで拭き取るなどして整形します。
⑤丸一日程度そのままにして、触らないようにしましょう。
【大きな破れの場合】
1センチ以上、大きく壁紙が破れてしまっている場合は、部分的な貼り替えで対処します。
元の壁紙になるべくよく似た壁紙を探して購入しましょう。
通販サイトなどで壁紙を購入すると、実際の風合いが異なる場合があるので、できればホームセンターなどに売られている現物を確認しながら選びましょう。
剥がれた壁紙の切れ端を現地に持っていって、実物と見比べながら選ぶのがコツです。
①破れに補修用の壁紙を被せ、セロテープなどで仮止めします。
②補修用の壁紙の上から、元の壁紙ごとカッターでカットします。この時、元の破れ目よりも外側の位置でカットするのがポイントです。
③力を入れると石膏ボードに刃が入ってしまいますので、なるべく優しく、カッターにあまり角度をつけずにカットしましょう。
④仮止めしていた補修用の壁紙を取り外し、切れ目に沿って元の壁紙を剥がしていきます。
⑤壁紙用の糊で補修用壁紙を貼り付けます。接着剤が均一になるよう、ヘラなどで塗りましょう。
⑥ローラーで補修用壁紙を圧着します。接ぎ目の部分は特にしっかり押さえて、元の壁紙と平になるように貼り付けましょう。
家の中の傷を自分で補修②フローリングの補修テクニック
【小さな凹みの場合】
フローリングにできた1センチ未満の小さな凹みは、アイロンで熱を加えてあげると元に戻ることがあります。
小さな凹みを見つけたら、以下の方法で補修してみましょう。
①水で濡らし、固く絞った雑巾を用意します。
②凹みの上に雑巾を被せ、その上から温めたアイロンを乗せます。
③1分ほど当てたら、一度雑巾をとって凹みの状態を確認します。
④まだ凹みが目立つようなら、上の工程をもう一度繰り返します。
⑤凹みが目立たなくなるまで3〜4回繰り返しましょう。
アイロンを何度も当てていると、床板が反り返ったり、変色が起こる可能性がありますので注意してください。
凹みが元に戻らない場合は、専門のリペア業者に依頼するようにしましょう。
【フローリングの擦れ傷・めくれ】
フローリングの擦れ傷や、めくれ、大きな凹みは、コンシーラーや補修用パテで修復することができます。
詳しい方法は以下の記事に記載しておりますので、そちらをご覧ください。
■記事:【簡単DIY】フローリングの傷を自分で補修!自力で補修可能なキズの範囲&補修方法を解説します
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