玄関の掃除の仕方を教えます！効率の良い掃除法や防汚対策も

玄関のお掃除、みなさんはどんな風になさっていますか？

 

玄関は外に面した場所ですので、お家の中のそのほかの場所に比べて、汚れやゴミが溜まりやすい傾向にあります。

 

そんな玄関は、どのようにお掃除するのが正解なのでしょうか？

 

今回の記事では、玄関に溜まる汚れの種類や発生する経緯、効率の良い玄関のお掃除方法、玄関に汚れが溜まらないようにする対策などについて、以下の見出しで解説しています。

 

玄関はどうして汚れる？汚れの種類とメカニズムを知って効率よくお掃除！

玄関や土間は、土足の人が歩く場所です。

そのため、お家の中のその他の場所に比べて汚れやすい傾向にあります。

 

そんな玄関ですが、汚れがどのような経緯でできるのかを知れば、先回りして対策をすることもできるはず。

 

この章では、玄関に発生する代表的な4つの汚れが、どのような経緯で発生するのかをご紹介します。

 

玄関の汚れ①ホコリや砂塵

玄関に発生する汚れの90％以上は、外から持ち込まれるホコリや砂塵です。

ホコリや砂塵は、人の服や靴に付着したものが落ちたり、風に乗って運ばれるなどして、玄関や土間に溜まっていきます。

 

砂塵やホコリによる汚れは、雨が多く地面がぬかるみやすい季節や、冬のはじめなどの風が強く吹く季節に特に多く発生します。

 

玄関の汚れ②靴裏などのヒールマーク

靴の裏のゴムや、家具の足の滑り止めが土間の床などに擦れると、黒い筋のような汚れが残ることがあります。

この汚れを、業界用語でヒールマークと呼びます。

 

ヒールマークは頑固な汚れであり、水拭きだけではキレイにならないことも多いです。

 

玄関の汚れ③カビ

梅雨などの湿気が多い季節は、玄関周りにカビが発生します。

雨の中を歩いてきた靴などを、濡れたまま玄関に放置していると、その湿気を触媒にカビが成長します。

成長したカビは、靴やカバンなどを侵食したり、ゴムパッキンを劣化させることもあります。

 

玄関の汚れ④その他のハウスダスト

そのほか、玄関には、人の髪の毛やペットの毛、花粉、PM2.5、黄砂、砂礫、排気ガスなどのハウスダストが蓄積します。

ハウスダストはアレルギー症状を引き起こしたり、床材へ摩擦によるダメージを残すこともあります。

 

玄関のお掃除はこうやるべし！効率のいいお掃除方法

玄関のお掃除はどのようにやるのが正解なのでしょうか？

また、効率の良いお掃除方法はあるのでしょうか？

 

この章では、玄関や土間のお掃除方法について詳しく解説していきます。

 

玄関のお掃除方法①土間は掃き掃除or掃除機がけ

土間に溜まった汚れやゴミは、ホウキを使って掃き掃除しましょう。

タイルや御影石などの床は、目地などの凹凸にゴミが溜まりやすいので、ホウキの毛先を凹凸に突っ込むようにしてゴミをかき出しましょう。

 

角や隅など、ホウキが届きにくい場所や、細かい隙間に入り込んだゴミは、掃除機で吸ってキレイにすると効率が良いです。

靴箱の下の狭い隙間は、ブラシノズルやサッシノズルを使ってお掃除しましょう。

 

玄関のお掃除方法②汚れがひどい場合は水洗い

掃き掃除だけではキレイにならない場合は、水を流してお掃除するのもおすすめです。

ホースやバケツを使って土間に水を流し、デッキブラシや洗車ブラシを使って床面を擦って汚れを落としましょう。

砂塵や排気ガスによる粉塵などは、比重が重く、掃除後に残りやすいので、最後のすすぎはしっかり念入りに行いましょう。

 

玄関のお掃除方法③ヒールマークは汚れとり消しゴムで擦るか洗剤で研磨

靴底などのヒールマークが土間についている場合は、市販の汚れとり消しゴムで擦ってみましょう。

消しゴムにヒールマークによる汚れが移り、キレイになります。

 

汚れとり消しゴムがない場合は、中性洗剤を薄めたものを汚れに吹きかけ、メラミンスポンジなどで擦りましょう。

ただし、ワックス塗装や防汚コーティングなどが施された床は、メラミンスポンジで擦るとコーティングが剥がれてしまう恐れがありますので避けましょう。

 

玄関のお掃除方法④水を流せない玄関のお掃除方法

マンションなどの集合住宅では、排水設備の関係で玄関を水洗いできない場合もあります。

その場合は、濡らした新聞紙を使ってお掃除するのがおすすめです。

 

まず、バケツに水を貯めておきます。

その中に、手で細かく裂いた新聞紙を浸して濡らします。

 

次に、濡らした新聞を玄関にばら撒き、ホウキとちりとりをつかって回収します。

 

濡れた新聞紙にハウスダストが絡め取られ、さらに、新聞紙のインクに含まれる汚れ落としの成分が床をキレイにしてくれます。

 

玄関が汚れないようにするには？汚れを防ぐ対策4選

玄関のお掃除は、ホウキや掃除機を使ったり、ホースを準備したりと、なかなか億劫ですよね。頻繁にお掃除するのが大変な場所だからこそ、普段から玄関が汚れないように対策しておくことが大切です。

 

この章では、玄関が汚れにくくなる効果的な防汚対策を4つご紹介いたします。

 

玄関の防汚対策①玄関マットを置く

玄関扉の前に、玄関マットを敷いておくと、靴の裏についた土や砂礫が土間に散らばるのを大幅に防ぐことができます。

 

玄関マットは、水洗いが可能な強い繊維でできたものがおすすめです。

 

玄関の防汚対策②除湿剤を置く

靴箱の下のスペースなどに除湿剤を置いておくと、カビの発生を抑えることができます。

梅雨〜秋の終わりにかけての雨の多い季節は、土間だけでなく靴箱の中などにも除湿剤を置いておくと良いでしょう。

 

玄関の防汚対策③物をなるべく置かない

靴や傘などの物を土間にたくさん置いていると、お掃除をする際にいちいち移動しなければならず、作業がとても面倒になります。

作業の手間が増えると、モチベーションが下がり、やがてお掃除するのが億劫になってしまいます。

靴は靴箱にしまう、傘は傘立てに立てておく、その他、余計なものは玄関に置かないようにする、ということを徹底していると、お掃除をするのがとても楽になります。

 

玄関の防汚対策④週に1度はお掃除を

防汚対策をしていても、汚れを完全に防ぐことはできません。

玄関が汚れないようにするには、こまめなお掃除をすることが一番大切です。

玄関は、週に1度程度は必ずお掃除するようにしましょう。

間をおかず、こまめにお掃除するように心がけていると、汚れも軽いうちに落とすことができますので、結果的にお掃除の手間を減らすことができます。

 

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