【窓サッシ】冬の晴れた日がチャンス!?窓サッシの簡単お掃除術|サッシの掃除に便利!プロが愛用する意外な道具とは?
こんにちは!KIREI produce広報部です。
2022年も2月を迎えました!
毎年2月4日、もしくは2月5日は、1年を24等分して表す二十四節気で”立春”にあたります。
Wikipediaによると、立春とは「冬が極まり春の気配が立ち始める時」とのこと。
つまり2月の頭は、冬の厳しい寒さの峠を越え、ここから少しずつ季節が春に向かっていく時期だということです。
立春は、冬の始まりである「冬至」と、春の始まりである「春分」のちょうど中間にあたる季節。
毎年2月3日に豆まきをしたり恵方巻きを食べたりする風習のある「節分」は、元々は「次の季節が到来する前の日」を指していたそうで、本来は立春・立夏・立秋・立冬の前の日のことをそれぞれ「節分」と呼ぶのだとか。
東京でも、各地で梅の花の開花情報が出るなど、厳しい寒さの中にあっても季節は確実に前進しているようです。
とはいえ、2月はやはり寒いもの。2月は昼夜の寒暖差が非常に大きく、吹く風も冷たいため、「春の気配が立ち始める時期」と言われても、春の気配は現段階では微塵も感じることはできません。
また、1月下旬から2月上旬の本格的な冬シーズンは、寒いだけでなく、空気も非常に乾燥します。
特に今年の冬は、各地で記録的な大雪が降っている一方、東京は晴天の日が多く、連日のように乾燥注意報が出ています。
空気が乾燥すると、ホコリが舞いやすくなったり、静電気が発生しやすくなります。
また、風邪などの体調不良の原因となるウイルスや細菌なども、空気が乾燥すると滞空時間が長くなり、広い範囲に拡散してしまいます。
皮膚が乾燥することで肌荒れや赤切れなどが起こりやすくなるのも困りものですよね。
加湿器を活用したり、保湿クリームを塗ったりと、冬場は乾燥対策が欠かせません。
そんな困った「空気の乾燥」ですが、実は“空気が乾燥していた方がお掃除がはかどる”場合があるのをご存知でしたか?
実は、窓サッシなどに溜まったホコリなどのゴミは、天気が悪くジメジメした日よりも、晴れて空気の乾燥している日を狙った方が効率的にお掃除が可能なのです。
今回の記事では、晴れの日にぜひやりたい「窓のレールサッシに溜まったゴミをキレイにする方法」についてご紹介いたします。
■窓サッシに溜まるゴミの正体
普通に生活しているだけなのに、気がつくとなぜかゴミが溜まって汚れている窓サッシ。
窓サッシに溜まるゴミの正体は一体なんなのでしょうか?また、どこからやってきているのでしょうか?
実は、窓サッシに溜まるゴミ・汚れは、窓の内側、つまり部屋の中側と、外側とで異なります。
①部屋の内側に溜まるゴミ
サッシの内側、部屋の中側に溜まるゴミの正体は、洋服や布団などの布製品やティッシュなどの紙製品から脱落した繊維です。
これらの繊維は非常に微細で軽く、空気中に舞いやすいため、お部屋のあらゆる箇所に落ちて溜まっていきます。
窓の周辺は扉の開閉などで空気の通り道となりやすく、また、サッシの隙間は狭くて掃除がしづらいため、その他の箇所に比べてこれらのハウスダストが溜まりやすい傾向にあります。
また、夏場などの湿度の高い時期は、窓周辺に湿気が溜まって結露するため、カビが発生することもよくあります。
②外側のサッシに溜まるゴミ
部屋の外、屋外側のサッシに溜まるゴミは、花粉や排気ガス、PM2.5などの大気汚染物質です。
これらの大気汚染物質は、風に乗って飛来したり、あるいは雨などに混じって地表に降り注ぎます。
特に冬場は空気が乾燥しており、また冷たい北風の吹く日が多いため、これらの塵が空中に舞いやすい季節でもあります。
■窓サッシのお掃除は“冬場の晴れた日”がチャンス!掃除法解説
・なぜ”晴れの日”がいいの?
空気の乾燥した日は、天気の悪い日に比べて湿度が低いため、サッシなどについたゴミなどが湿気を帯びにくく、掃除機などで吸い取りやすくなります。
特にサッシの外側の汚れ、大気汚染物質は、水分が混ざると黒く跡になって伸びてしまうため、天気の悪い日にお掃除するのは避けたいところです。
サッシをお掃除するなら、冬場のよく晴れた、空気の乾燥した日に行うのがベストなのです。
・「掃除機+ブラシノズル」は対サッシ専用最強装備
「サッシのお掃除」と聞くと、「割り箸や雑巾を使ってチマチマやる面倒なお掃除」というイメージをお持ちの方も多いと思います。
実際、多くのお掃除情報発信サイトで、サッシのお掃除方法について「濡れ雑巾を割り箸など先の細い棒でサッシの隙間に突き込み、拭き掃除をする」といった掃除手順を紹介しています。
しかし、サッシについた汚れは、ほとんどが上に書いたような繊維クズや大気汚染物質などの「ハウスダスト」です。
サッシをキレイにするには、まず最初に掃除機を使って、これらの大きなゴミを取り除いてあげることが大切です。
大体の掃除機には、付属品として、先端の細くなった「隙間用ノズル」がついています。サッシなどの細い隙間をお掃除する際は、これらのノズルを使いましょう。
また、ホームセンターなどには、先端にブラシがついた隙間用ノズルが売られています。ブラシノズルは、毛先で埃をかき出しながら掃除機で吸うことができるので、非常に便利です。
・「片手にブラシ もう片手に掃除機」がプロ流
100円ショップやホームセンターには、細かい隙間を掃除するため先端が細くしてあるブラシ、通称「サッシブラシ」が売られています。
おそうじ革命スタッフをはじめとするハウスクリーニングのプロたちは、このサッシブラシと掃除機の隙間ノズルを使ってサッシのお掃除をします。
この手法はサッシの角など、特に細かい箇所に有効です。利き手に持ったサッシブラシで角のゴミをかき出し、反対の手に持った隙間ノズルでそれを吸う、という方法で作業をすると、驚くほど簡単にサッシをキレイにすることができます。
・意外と便利!ペンキ刷毛
もうひとつ、サッシをお掃除するのに便利な道具をご紹介いたします。
それは、ペンキを塗る際などに使う「刷毛」です。
ペンキ刷毛には動物の毛や化学繊維などの細かい毛が使われており、サッシブラシの毛よりもさらに細いため、より細かい隙間のゴミをかき出すのに重宝します。
細かい毛が使われた刷毛は、繊維質などを絡め取ってくれるため、衣服などの繊維クズは刷毛で撫でれば一発でキレイになります。
また、刷毛に使われている毛は柔らかいので、サッシにキズをつけてしまうリスクが少ないのも魅力です。
サッシの外側についた大気汚染物質などは、雨などに混じって降り、サッシに垂れて乾いた汚れです。こういった汚れはサッシに固着していることが多いので、ただ掃除機で吸うだけではキレイになりません。こびりついた汚れは、ブラシでしっかり擦らないと落ちないのですが、サッシブラシなどに使われているプラスチック製の毛は、強く擦るとサッシにキズをつけてしまう場合があります。
しかし、ペンキ刷毛のような柔らかい毛であれば、強く擦ってもサッシにほとんどダメージを与えません。
ペンキ刷毛は、サッシ用の道具として愛用しているプロも多く、ハウスクリーニング職人の道具袋には高確率でペンキ刷毛が差さっています。
日常のお掃除にも便利ですので、サッシ用に一本常備しておくのもいいかもしれませんね。
・ブラシや刷毛は濡らさないように注意!
ブラシや刷毛は、濡れた状態で使わないように注意しましょう。
ブラシ類を濡れた状態で使うと、汚れが水を吸ってサッシに張り付き、掃除機などで吸いにくくなってしまいます。
また、砂塵や排気ガスなどは、濡れたブラシで擦ると黒く伸びて汚れが広がってしまいます。
ブラシや刷毛を使う場合は、しっかりと乾燥しているかどうかを確認してから使うようにしましょう。
・水を使うのは最終手段!どうしても落ちない汚れは洗剤拭きで
サッシなどの窓周辺のお掃除は、水を使うのが定石のような感覚がありますが、実はお掃除業界では、サッシのお掃除で水を使うのは最終工程のみです。
ハウスクリーニングのプロは、掃除機や乾いたブラシで落としきれなかったしつこい汚れを、洗剤で下地から剥がした後に、ホースなどの流水で洗い流して仕上げます。
掃除機などで落としきれなかった汚れがある場合は、食器用洗剤を希釈した洗剤水(500mlスプレーボトルに1、2滴程度)をサッシに吹き付け、サッシブラシで擦りましょう。
食器用洗剤に含まれている界面活性剤は、下地にこびりついた汚れを浮き上がらせる効果があります。汚れに洗剤水を吹き付け、しっかりとブラシで混ぜ合わせることで、汚れがサッシから浮いてきますので、それを雑巾で拭き取りましょう。
・手に負えないひどい汚れはおそうじ革命にお任せください!
汚れの程度がひどい場合は、ホースなどで水を流しながら洗う必要があります。
しかし、ホースを使う場合は、サッシから水が溢れて床や家具を濡らしてしまう恐れがありますし、集合住宅では隣戸にも気を遣わなければなりません。
流水でのサッシのお掃除は見た目以上に難易度が高く、安全に作業するには周辺の養生などの水漏れ対策が必須であり、それなりの準備と技術が必要になります。
「ホースで洗いたいけど、上手くお掃除できる自信がない」
「隣の部屋とベランダが地続きなので、水を使ったお掃除ができない」
「ベランダ排水口が自分の部屋にない」
といった理由でお困りの方は、是非ともおそうじ革命にご相談くださいませ!
おそうじ革命の本部および加盟店スタッフは、いずれも長期間の研修をクリアしたお掃除の精鋭ばかり!
また、もし万が一の事故が起こってしまった場合のために、全加盟店が賠償責任保険に加入しております。
安心・安全にハウスクリーニングを頼みたい方は、ぜひともおそうじ革命へご相談くださいませ!