<部屋干し>洗濯物のニオイの原因はコレだ!ニオイを解消する洗濯法&干し方をご紹介!
こんにちは!KIREI produce広報部です。
5月も残りわずかとなり、日差しも強い日が増え、夏の気配が濃厚になってきました。
日本全国で真夏日となる地域も増えています。
新緑のすがすがしい季節がやってきた!と思ったら、今年の季節はなかなかに駆け足で、もう東海地方まで梅雨入りしています。
気象庁の発表によりますと、これほど早い梅雨入りは非常にまれで、近畿・四国地方にいたっては観測史上最も早い梅雨入りだったとのこと。
2021年の梅雨は、「気温と湿度が高く、じめじめした不快な梅雨」になる予測が出ています。
連日すっきりとしない天気が続くと、洗濯物を干すタイミングも非常に悩みますよね。
いつ雨が降るかもはっきりとしない状況でお洗濯をすると、どうしても"部屋干し"という選択肢を取らざるをえなくなってしまいますが、濡れた洗濯物をお部屋のなかに干していると、すえたようなカビ臭いような、非常に不快なニオイが洗濯物に残ってしまうことがあります。
この部屋干し特有の不快なニオイ。乾いてしまうとそれほど臭気を感じなくなるものの、少し動いて汗をかいたり、雨が降ったりして湿度があがると途端にぶり返して臭いはじめたりと、非常に始末の悪いニオイです。
「キレイに洗濯したはずなのに…。」
洗濯物からにおってくる嫌なニオイの原因はいったいなんなのでしょうか?
そしてその対処法は?
今回は、洗濯したはずの衣類に臭いが残ってしまう原因と、不快なニオイを防ぐ方法についてご紹介いたします!
■そもそもなぜ洗濯物が臭うのか…?
洗濯には、洗濯物1キログラムあたり10リットル~25リットル程度の水が使われています。
さらにこの大量の水に界面活性剤入りの洗濯洗剤を溶かし、その洗濯水と洗濯物が入った洗濯槽を回転させ、水流と洗剤の力で衣類から汚れを引きはがしているのです。
界面活性剤とは、簡単にいえば「あらゆる汚れを水に溶かす性質に変える洗剤」で、洗濯洗剤だけでなく食器用洗剤やお風呂用の洗剤などにも含有されている非常にすぐれた洗剤です。
この界面活性剤がたくさん溶けた大量の水でジャブジャブ洗うわけですから、よほどひどい汚れでなければ一度の洗濯でしっかりとキレイになります。
・すすぎの水が原因かも
ではなぜ、洗濯したはずの洗濯物からニオイがするのでしょうか?
それは、洗濯水と大量の水で衣類から分離したはずの汚れが、"すすぎ"などのタイミングで再度洗濯物に付着しているからだといわれています。
多くの洗濯機では、通常だと「ためすすぎ」というすすぎ方法を採用しています。
この「ためすすぎ」とは、既定の量まで溜めた水を使ってすすぎをするもので、”すすぎ中”はずっとこの溜まったすすぎ水を使っています。この"ためすすぎ"は、衣類から分離した汚れの溶けている水を使ってすすぎをしますので、結局この工程で再度汚れが洗濯物に付着してしまうのです。
・洗濯槽が汚れている可能性も
洗濯物が臭う原因は、"ためすすぎ"以外にもあります。
洗濯槽が汚れていると、洗濯の際に槽の汚れが洗濯の水に溶けてしまうことになります。
この汚れた水を使って洗濯をすると、当然洗濯物にも汚れが付着してしまうことに。
洗濯機の内部は洗濯で使用した水分などの湿気がこもりやすく、人の皮脂や髪の毛などの有機物も豊富にありますので、カビにとってはまさに天国のような環境です。
一見すると汚れているように見えない洗濯槽でも、分解して裏側を見てみるとカビがびっしり、なんてことも珍しくありません。
洗濯物からカビっぽいようなニオイがする、という方は、洗濯槽の裏側が汚れている可能性大です。
・干し方が悪い場合も
キレイになった洗濯物も、乾くのに時間を要する干し方をしてしまうと、嫌なニオイが残ってしまう場合があります。
洗濯物どうしが重なり合っていたり、距離が近かったりすると、洗濯物の隙間を抜ける空気の量が少なくなりますので、その分乾くのに時間がかかることになってしまいます。
水分はカビをはじめとする雑菌の大好物。これらの雑菌が生乾きの洗濯物に付着すると、水分を糧にどんどん増殖していき、結果衣類から嫌なニオイが発生することになります。
■洗濯物のニオイ解消法
・すすぎは「注水すすぎ」で
洗濯物にニオイを残さないためには、「注水すすぎ」をするのが効果的です。
先ほどの項でもお話しましたが、洗濯物のニオイの原因のひとつに「ためすすぎ」があります。
これは多くの洗濯機に標準装備されている「規定量まで溜めた水を使ってすすぎをする機能」なのですが、このすすぎ水には時間の経過とともに大量の汚れが溶け出します。ためすすぎはその水を使いながらすすぎをしますので、一度衣類から分離した汚れが再度洗濯物に付着してしまう場合があります。
一方、「注水すすぎ」は洗濯槽に水をためず、常に水を注ぎながら洗濯物をすすぐ機能で、多くの洗濯機にオプションとして装備されています。
注水すすぎは汚れた水を排水しながらすすぎますので、洗濯物から分離した汚れが再度洗濯物に付着するのを防ぐことができます。
ただし、ためすすぎに比べて水道代がかかるというデメリットもあります。
・洗濯槽を掃除する
洗濯槽が汚れていると、どれだけ気をつかって洗濯をしても、洗濯槽から剥がれ落ちた汚れが洗濯物に再度付着してしまいます。
しかし洗濯槽の裏側は、普段見ることができませんので、汚れ具合を確認することが難しい箇所。
なので、期間を決めて定期的にお掃除をしてあげるのが肝要です。
といっても、ご家庭で洗濯機を分解するのは非常に難しく、仮に分解できても元に戻せなかったり、重大な故障の原因になったりなど、リスクが非常に大きいです。
ご家庭内で洗濯槽をお掃除するには、洗濯機に水を溜め、洗濯槽掃除用の洗剤をその水に溶かしてつけおきをし、洗濯槽から汚れを剥がすというお掃除方法が安心です。
つけおきをする水は、少し温度の高いぬるま湯が効果的といわれています。洗濯槽にぬるま湯を溜めたら、酸素系漂白剤を投入してしばらくつけおきをしましょう。
酸素系漂白剤は、水10リットルに対して50㏄程度が適量といわれています。
・干し方を工夫する
洗濯物が濡れている時間が長ければ長いほど、カビなどの雑菌が繁殖するリスクが高くなりますので、部屋干しに限らず、毎度乾きやすい干し方で干すことが肝要です。
①洗濯物を密集させない
洗濯物どうしが密着していると、どうしても乾きが悪くなってしまいます。
洗濯物同士がなるべく密集しないよう、スペースを空けて干す工夫をしましょう。
大量の洗濯物を一度に干すと、それだけスペースが少なくなります。洗濯物は溜めずにこまめに洗濯するよう心がけると、一度に干す量を減らすことができますよ。
②アーチ状に干す
物干しざおに洗濯物を干す場合は、端に丈の長いもの、真ん中に丈の短いもの、という具合に洗濯物がアーチ状になるように干すと、乾く時間が短くなるといわれています。
アーチ状に干すことで、干してある洗濯物の真ん中にも風が通るようになるからなのだそうです。
③アイロンをかけて干す
シャツやブラウスなどは、あらかじめアイロンをかけてから干すのもアリです。
乾くのが早くなるだけでなく、着る前のアイロンがけの手間も減らすことができます。
■嫌なニオイよサヨナラ!洗濯槽分解クリーニング
上記した方法を試してみても洗濯物から嫌なニオイが取れない!という方は、おそうじ革命の洗濯槽分解クリーニングをお試しください。
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洗濯槽の裏側には、洗濯で溶け残った洗剤や、水分や皮脂を元に繁殖したカビなどがびっしりと付着していることも…。
これらの汚れは洗濯の水に溶けだし、洗濯物に付着します。どれだけ時間と手間をかけてお洗濯しても、洗濯槽の裏側が汚れていれば意味がありません。
さらに、洗濯槽の裏に残ったカビや繊維くずや洗剤の溶け残りは、アレルギー症状を引き起こすこともあります。
「洗濯物のニオイがとれなくてとても困ってる!」
「洗濯機を買ってから一度も洗濯槽のお掃除していない」
「アレルギー体質の家族がいるので心配」
「小さな赤ちゃんがいるので、洗濯にも気を遣いたい」
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本格的な梅雨が始まってしまう前に、ぜひとも洗濯槽のお掃除をご検討くださいませ!