入居前の分譲新築マンションの掃除について
新築マンション、入居前の掃除は必要?
分譲新築マンションの場合には、入居前にそれほど徹底的に、空室クリーニングを行う必要はありません。
しかし、空室というものは、案外ホコリがたまっているものです。
入居前には、一通り雑巾がけは行うようにしましょう。
また、新築の場合には、塗料などのニオイが鼻につく場合も少なくありません。
入居前に、換気は十分に行なっておきましょう。
新居の掃除をする際には、まず窓や扉をできるだけ開け放して、換気を行いましょう。
新築分譲マンションの場合にはそうもいきませんが、戸建ての場合には、ドアも開け放しておかれることをおすすめします。
次に、掃除機をかけた後、かたく絞った雑巾で、全体の拭き掃除を行います。
特に、力を入れてゴシゴシと拭き掃除する必要はありません。
家具などを置いた後は掃除できないところも、入居前であれば楽に掃除することができます。
入居前の新居に掃除に行く場合には、当然何も新居には掃除道具はありません。
掃除道具や、事情がゆるせば脚立なども持参することをおすすめします。
天井や壁の上の方など、手の届かない場所の拭き掃除に必要となるからです。
オール電化の分譲マンションも最近では多いのですが、ガスの場合には、開栓は立ち合いが必要なため入居当日となり、まだ使用することはできませんが、水道は、栓を開けて入居前から使用できるところがほとんどです。
掃除のために開けた栓は、念のため引っ越し当日まで再び閉めておくようにしましょう。
新居を掃除する際には、部屋の隅々まで拭き掃除をしつつ、同時にキズや不具合などのついて、もう一度確認しておきましょう。
もし、キズや不具合が見つかった場合には、証明できるように写真を撮っておきましょう。
そのほか、ドアなどの立てつけ等の不具合についても、今一度確認を行いましょう。
分譲新築マンションは、人生の中でも1番の大きな買い物となります。
不具合なところは、入居前に分譲会社に伝えて、改善してもらうようにしましょう。
また、入居前の空室クリーニングの際には、入居後の家具の配置などについても、思い浮かべながら、無理がないかどうかなどについても再考してみられることをおすすめします。
新築マンションの場合には、すでに清掃業者が入ってクリーニングを行っていますので、日常の掃除と同程度の掃除で十分です。
ちなみに、新築物件の床を拭き掃除する際には、乾拭きもしくは、かたく絞った雑巾で行うことが原則です。
フローリングを水拭きしたのでは、せっかくのワックスが落ちてしまうからです。