エアコンはウイルスの温床!?感染症は手洗いうがいだけでは防げない!今エアコンクリーニングが必要なワケとは
こんにちは!KIREI produce広報部です。
3月も終わりに近づき、春らしい陽気の日が増えてまいりました。
しかしながら、世間は新型コロナウイルスで混乱しております。
東京都では連日40〜60名の新たな感染者が確認され、感染経路を特定できないケースも増えてまいりました。
新型コロナウイルスは、免疫力があり身体が元気な人であればほとんど症状も出ない、不顕性感染という広がり方をするのが大きな特徴です。
感染しているのに症状が出ないため、感染していることに気づかずウイルスを拡散してしまう可能性があります。
また潜伏期間も長く、感染してから最大2週間程度症状が出ないこともあり、潜伏期間中にもウイルスは体外に放出されているため、潜伏期間中の人と接しても感染するリスクがあるのだそう。
新型コロナウイルスは、感染力は抜群に強い一方、元気な人であればそれほど重症になることはないそうです。が、糖尿病や人工透析をされている方、ご高齢の方などは感染すると重篤な症状となることが多く、最悪の場合は亡くなってしまうことも。
新型コロナウイルスを予防する有効な感染対策は、とにかく「手洗いうがい」を徹底することだと言われています。
ウイルスがついた手でご飯を食べたり、顔を触ったりしないこと。
それだけで新型コロナウイルス肺炎にかかるリスクを大幅に減らすことができる、と。
しかし、最新の研究では「新型コロナウイルスは空気中で約3時間生存できる」というデータも出てきています。
これが事実であれば、ウイルスが侵入した部屋は3時間の間感染リスクがあるということです。
また、ウイルスは非常に小さく、目には見えません。当然人が歩けば舞い上がりますし、空気の流れに乗って様々な場所へ飛び散ります。
そして、お部屋には空気の流れを生み出している機械があります。
それはエアコンです。
お部屋の空気を循環させているエアコンや空気清浄機といった家電は、お部屋の空気を機器内に取り込み室内に送り返しています。
つまり、これらウイルスをはじめとするハウスダストが含まれた空気を機器内に取り込み、再度お部屋に送り返していることが想定されます。
汚れたエアコンを使用しつづけると、エアコンから出てくる風に含まれた病原体の数も桁違いになります。
そしてその風を吸い込んでしまったら当然、風邪などの感冒に罹ってしまうリスクも大幅に跳ね上がります。
季節性の流行病から健康を守るためには、エアコンの清掃は欠かせないものと言えるでしょう。
今回は、そんなエアコン清掃に着目し、記事を書いてみました。
◾︎エアコンクリーニングはなぜ必要なのか
先ほども書きましたが、エアコンはお部屋の空気を機器内に取り込み、空調して再度お部屋に送り返しています。
エアコンにはエアコンフィルターという濾過装置がついておりますが、このエアコンフィルターの網目は粗いため、ウイルスなどの極微小な粒子は当然この網目をすり抜け、機器内に到達します。
空気中に漂っている物質はウイルスのほかに、花粉、PM2.5、建材のカスなどのハウスダストです。
機器内に到達したこれらのハウスダストは、徐々に内部に堆積していきます。
エアコンを未清掃のまま使い続けると、これらの汚れの間をすり抜けた風がエアコンから出てくることになります。当然この風には体量のハウスダストが含まれていると考えてよいでしょう。
また、エアコン内部にホコリが溜まると、熱交換器という空調する機械の隙間がどんどん埋まっていきます。
熱交換器の隙間が埋まると、エアコンの内部の通気性が悪くなります。
そうなると、エアコンの運転効率が悪くなります。そうすると、適正な温度設定であってもエアコンの効きが悪くなるため、お部屋を空調しようと思ったらより強力な設定でエアコンを稼働せざるをえなくなります。
強力な設定でエアコンを稼働すると、どうなるか。そう、電気代が過剰にかかることになります。
また、無理な設定でエアコンを使い続けることで機器にダメージを与えることにもなります。
体調を崩しやすい方、アレルギー症状のある方、最近エアコンの効き目が悪いと感じている方は、これを機に本格的なエアコンクリーニングをされることをおすすめいたします。
◾︎ただお掃除するだけでは感染は防げない!除菌クリーニングのススメ
冒頭で新型コロナウイルスの感染予防には手洗いが最も効果的という話をしました。
手洗いをしなかった場合、通常1,000,000個ほどのウイルスが手に付着しているそうですが、流水で15秒間手洗いをした場合、この数を10,000個ほどに減らすことができるそうです。
しかしながら、10,000個ではまだまだ感染の危険性は大いにあります。
そこで重要なのが、石鹸と流水による手洗いです。石鹸やハンドソープに含まれる界面活性剤は新型コロナウイルスを不活化するのに非常に効果的とのことで、10秒間石鹸で手を洗ったあとに流水で15秒間手を洗うと、残存ウイルスを約100個まで減らすことができるのだそうです。
これはエアコンクリーニングにおいても同様の話であり、内部に堆積したウイルスを無力化しエアコンを清潔な状態へ回復するためには、除菌剤を使用した清掃をしてくれる業者さんに依頼することが大切です。
しかしながら、エアコンクリーニングの内容は業者によって千差万別。
通常のエアコンクリーニングに加え除菌洗剤を使用してしっかりと除菌クリーニングをしてくれるようなエアコンクリーニング業者から、洗浄機も洗剤も使用せずホースで水洗いするだけの簡易的な業者さんも沢山存在します。
エアコン内部のハウスダストを取り除き、ウイルスを無力化するクリーニングを希望するのであれば、ホームページなどにサービス内容についての記述がしっかりと載っている業者さんを選ぶことをおすすめします。
◾︎中途半端な清掃は逆効果!?エアコンは「徹底清掃」が不可欠。
上の項で、洗剤を使った除菌クリーニングの重要性をご説明しましたが、洗剤を使用してお掃除をするだけではエアコン内のウイルスを完全に除去することはできません。
エアコンフィルターをはずしていただくとよくわかりますが、エアコンには熱交換器アルミフィンという、細かい網目になった銀色の機械が入っています。熱交換器アルミフィンはこのように非常に複雑な構造をしており、エアコン洗浄スプレーや水洗いするだけではこのアルミフィンの奥に溜まったカビや菌を取り除くことは不可能です。
それどころか、半端な清掃で落としきれなかったカビや菌は、すぐに復活し、あっという間に繁殖しはじめます。
さらに、内部に残った洗剤や水はいずれカビや菌の成長を助けることにもなります。
ご存知のように、水分はカビや菌の成長に欠かせないものです。
中途半端に清掃してしまうと、エアコン内部に湿度が残った状態となってしまい、カビや菌の生育に好都合な条件が整ってしまうのです。
エアコンを清潔な状態で維持しようと思ったら、高圧洗浄機で内部の汚れを隅から隅まで吹き飛ばし、しっかりと流水ですすいで、なおかつ最後に乾燥させる必要があります。
エアコンクリーニングを依頼する場合は、徹底清掃、徹底洗浄をしてくれる業者さんを選ばれることを強くおすすめいたします。
中途半端なクリーニングであれば、お金をかけてやる意味はありません。
◾︎「安い」には理由がある!格安業者の欠点
ハウスクリーニング業界において、エアコンクリーニングの料金相場は大体¥9,000〜¥15,000程度と言われています(一般的な壁掛けタイプ小型エアコンの場合)。
しかし、「エアコンクリーニング 格安」といったキーワードで検索をかけると、上に書いたものと同タイプのエアコン掃除を¥5,000程度の破格の金額で請け負ってくれる業者さんもいることがわかります。
彼らはなぜ、相場よりも圧倒的に安い金額で請け負うことができるのでしょうか?
理由は簡単。ずばり「内容が粗悪だから」の一言に尽きます。
格安業者さんのサービスが破格であることの背景には、「人件費」、「材料費」、「技術費」といったものを極限まで削減していることが挙げられます。
コストカットというと聞こえはいいですが、これは実際には「技術研修を積んでいないアルバイトを派遣する」、「作業の手順を省略する」、「品質規格の基準が限りなく低い」、「洗浄除菌効果の低い安価な洗剤を使用している」or「洗剤を使用しない」、「激安の個人業者に丸投げ」などなど、品質を極限まで切り詰めた結果のコストカットです。
質の良いサービスを提供するためには、「しっかりとした洗浄力・除菌力があり、かつ安全な洗剤を使用する」、「厳格な品質基準を設定する」、「品質基準をクリアできる技術力を持った人材を育成する」、「技術をもったサービスマンに相応の給金を保証する」、これらの要素をクリアしなければなりません。
そうなると上記したような価格帯にどうしても落ち着くことになってしまいます。
「安かろう悪かろう」という言葉がありますが、ハウスクリーニング業界においてはこの傾向が特に顕著です。
エアコンをしっかりとキレイかつ清潔にしたい方は、このことを念頭に置いて業者さんを探しましょう。
◾︎ハウスクリーニングは訪問作業!感染症対策している業者を選んで!
ハウスクリーニングは、お客様のご自宅に伺って作業をするサービスです。
ということは、訪問したサービスマンは新型コロナウイルスをはじめとする感染症の病原体を保持している可能性も考えられます。
特にCOVID-19は不顕性の感染症でもあります。このご時世、誰が感染しているかわかりませんので、ハウスクリーニングを依頼される際は、感染症対策に高い意識を持った業者さんに依頼するのが一番です。
たとえばおそうじ革命では、サービスマンに飛沫感染予防のため「マスクの着用」、接触感染予防のため「手袋の着用」、「素手で触れた箇所の消毒」、「毎朝の検温」などを義務付けております。
詳しくは新型コロナウイルス感染拡大予防のためのガイドライン特設ページをご覧ください。
感染症予防に対する自社の対策を明文化し、ホームページやニュースリリースなどで広く世の中に発信している業者さんは、いずれも信頼に値すると考えられます。
新型コロナウイルス感染拡大防止のためにも、ぜひともこういった予防ガイドラインを設置している業者さんを探して利用されることを強くおすすめいたします。