これさえ押さえれば完璧!プロも使う大掃除のチェックリスト
大掃除は無計画にはじめてしまうと、予想以上に時間がかかってしまうことがあります。きちんとチェックリストを作成することが、大掃除を手際よく、早く終わらせるコツです。
今回は、プロも使っている大掃除のチェックリストのご紹介と、チェックリストを作成する前にやっておきたいこと、またチェックリストを作成したらやるべきことを徹底解説していきます。
大掃除のチェックリスト前に断捨離&整理整頓を!
大掃除をするにあたって、必ずやっておきたいのがチェックリストを作成することです。
しかし、大掃除を行う前に、まずはいらないものを整理する必要があります。家の中がごちゃごちゃした状態で掃除をはじめても、なかなかはかどらないためです。いらないものは捨て、散らかっているものは整理整頓することで大掃除しやすい環境が作れます。
断捨離&整理整頓の手順
大掃除を始める前に、以下のステップで不要なものを減らしておきましょう。
・1. いるもの、いらないものに分ける
・2. いらないものはリサイクルショップに売るか、捨てる、人に譲るなどして処分する
・3. いるものはきちんと片付ける
・4. 収納するスペースがない場合は、必要に応じて収納用品を購入する
このように、いるものいらないものをきちんと分けて処分することで、家の中がすっきりと片付きます。特に、洋服や子どものおもちゃなどは大掃除の季節に仕分けしておくと、ものが増えすぎるのを防げます。
大掃除のチェックリスト一覧
断捨離が終わったらいよいよ大掃除のチェックリスト作成に取りかかります。
大掃除をしたい場所は大きく分けて6ヵ所あります。チェックリストは以下のとおりです。
掃除場所 | 詳細 | 必要なもの・注意点 |
キッチン |
・換気扇 ・コンロ、グリル ・冷蔵庫の中 ・床 |
換気扇やコンロ、グリルを掃除するためには キッチン用の洗剤やゴム手袋などが必要です。 |
お風呂場 |
・浴槽 ・浴室 ・洗面所 ・洗濯機 ・床 |
洗濯槽クリーナーや浴室の水アカを取るための 洗剤などが必要です。 |
トイレ |
・便器、便座 ・タンクの中 ・床 |
普段、トイレ掃除をする際に使用している トイレ掃除用品で代用可能です。 |
リビング |
・天井 ・照明 ・エアコン ・壁 ・床 |
エアコンのクリーナーや壁、床用の住居用洗剤などが必要です。 また、エアコンは汚れがひどい場合は業者に頼むのもおすすめです。 |
窓 |
・カーテン ・窓 ・網戸 ・雨戸 |
窓用のガラスクリーナー、網戸を掃除する道具などが必要です。 カーテンは洗濯に日数がかかるので計画的に行いましょう。 |
玄関 |
・下駄箱 ・ドア ・床 |
玄関のたたきは必要に応じて水洗いしましょう。 洗剤は住居用洗剤や中性洗剤などでOKです。 デッキブラシもあると便利です。 落ちにくい汚れはクレンザーを使うとよく落ちます。 |
これ以外にも必要に応じて各部屋の掃除を追加していきましょう。チェック項目はリビング・窓を参考にしてください。
掃除をするときは、上から下へ順番に行うのが基本です。チェックリストもそのように記入しておくと、順番どおりに掃除すればよいので楽になります。このチェックリストをもとに掃除道具や掃除用品を購入すれば、買い忘れの心配もありません。
エアコンやキッチンの換気扇、グリルなど汚れがひどくてお手上げ状態なら、プロにお願いするのも手です。
チェックリストを作成したらやるべきこと
チェックリストを作成したら、計画を立て、無理なく行っていきましょう。
チェックリストに従って計画を立てる
チェックリストを作成したら、あらかじめ立ててある予定と大掃除のチェックリストを照らし合わせて、場所ごとにできそうな日を決めていきます。家族の予定なども見ながら、スケジューリングしていきましょう。
掃除をする日より前に掃除用具を買いに行く
掃除をする日より前に、チェックリストをもとに掃除道具を揃えておくことも重要です。道具の買い出しの日も予定に入れておきましょう。
気温や天候と相談して無理なく行う
窓や玄関など外回りの掃除は、雪が降るような寒い日に行うと風邪をひいてしまうかもしれませんので、なるべく暖かい日を選びましょう。
カーテンの洗濯については、冬場は洗濯物が乾きにくく、数日かけて洗濯することになるため、晴れる日をチェックしてから予定を立てるといいですね。気温や天候と相談しながら、無理なく大掃除の日程を決めることも大切です。
そのためには、12月になってからではなく、早めに計画を立てておくと安心です。
大掃除はチェックリストを作って計画的に進めよう!
大掃除は、チェックリストを作成して、きちんと計画的に行うことが大切です。あらかじめ日にちを決めておけば、掃除の意欲も高まり、スムーズに終わらせられるでしょう。
また、チェックリストを作ることは、掃除道具を買い忘れ防止にもつながります。一度作成してしまえば、毎年使えるので便利です。
チェックリストを作るのが大変、忙しくて掃除する時間がない人は、プロの力を借りることも1つの手です。プロにお願いすれば、家の中は間違いなくピカピカになりますよ。