大掃除を効率よくやるやり方とスケジュールの立て方
大掃除を効率よく行うためのステップ
大掃除を効率よく行うにはちょっとしたコツが必要です。「大掃除なんて気になる箇所をひたすら掃除すればいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、手順ややり方を知っておくことで、掃除の時間を短く、手際よく終わらせることができます。それでは、さっそく大掃除の効率化のために必要な手順を見ていきましょう。
家の図面を描いて掃除する場所をチェック
まず、家全体の簡単な図面を描いていきましょう。間取りをきっちりと描かなくてもいいので、どこに何があるかを簡単に描いてください。窓、キッチン、お風呂場、トイレなどを描き込んで、大掃除が必要な箇所を赤ペンで記入します。窓については、大掃除の際、網戸の掃除をしたり窓ふきをしたりするので、すべての窓の場所を描いておくといいでしょう。キッチンは、ガス台、換気扇など大掃除が必要な場所を箇条書きにします。
こうして書き出すことで、掃除し忘れてしまうことを避けられます。少し面倒ですが、一度間取りと掃除する箇所を書いておけば、次回からはそれを見るだけでいいので便利です。
掃除に必要なものをリストアップ・買い出し
大掃除が必要な場所を書き出したら、今度はその掃除に必要なものをリストアップします。
大掃除の必須アイテムは、
*住居用洗剤
*ガラス用洗剤
*スポンジ
*雑巾
*洗面器
*ゴム手袋
*各種ブラシ
*エプロン
*スリッパ
などです。ドラッグストアやホームセンター、100円ショップに売っているものもあります。必要に応じて準備しましょう。
大掃除のスケジュールを立てる 無理せず数日に分けるのがポイント!
大掃除のための道具がそろったら、次はスケジュールを立てましょう。大掃除にスケジューリングは必要ないと思いがちですが、きちんと日にちを決めておくとストレスにならず、短期間で掃除を終えることができます。
スケジュールを立てるときは、1日で終わらせようとせずに数日に分けるようにしましょう。
【大掃除スケジュール例】
1日目:寝室&カーテン
2日目:お風呂場、トイレ
3日目:エアコン、リビング
4日目:窓、ベランダ、庭
5日目:レンジフード&シンク
たとえば、このようにだいたい1週間を目安に大まかな予定を立てていきます。
近い場所にあるもの、水回りなどをまとめておくと効率的です。マンションの場合は、1フロアしかないので4~5日程度、一戸建ての場合は部屋数にもよりますが、だいたい1週間を目安に予定を立てましょう。
また、カーテンは天気のいい日にしか洗濯できませんので、スケジュールの内容は順番どおりでなくても臨機応変に対処するようにしましょう。
家族で場所を分担したり、1日で終わりそうもないときはほかの日に回したり、無理をしないことが大切です。体調や天気と相談して、ストレスなく大掃除を行いましょう。
もし、どうしても大掃除をするのが難しいときはハウスクリーニング業者に依頼するのも1つの方法です。「無理して自分でやったけれど綺麗にならなかった」「大掃除の時期にがんばりすぎて風邪をひいて寝込んでしまった」という経験がある方は、ぜひプロに相談してみてください。
掃除の基本は「上から下へ」
実際に大掃除に取りかかる際には、掃除の基本を押さえて進めていくことがポイントです。掃除の基本は「上から下へ、奥から手前へ」。上というのは照明器具、カーテンレール、棚の上、エアコン、換気扇などです。上にあるものから掃除していき、最後に床を掃除すれば一度で綺麗になります。この順番を間違えると二度手間になってしまうので、ぜひ押さえておきましょう。
奥から手前というのは、たとえば床を掃除する際に、奥から手前に掃除していくと足跡がつかずに一度で拭きとることができます。このように、一度掃除した場所を汚さないように工夫しながら行うことで、スムーズに掃除を終えられるのです。
大掃除はスケジュールを立てて効率的に!無理なら業者に頼むのもおすすめ
大掃除を効率化するためには、掃除する場所を書き出すこと、必要なものをリストアップしてから買い出しに行くことなどが大切です。スケジュールを立てて計画的に行うことでストレスも減り、掃除をし忘れることもなく、スッキリと新年を迎えることができます。とはいえ、年の瀬は予定も多くなかなか自分で大掃除できないという方も多いでしょう。そういうときはハウスクリーニング業者に任せることも検討してみてください。