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お風呂・浴室クリーニング

白い汚れが気になる?風呂床の石鹸カスお掃除&対策方法

公開日:2019年12月12日
更新日:2024年11月06日
お風呂・浴室クリーニング

お風呂場の床や壁、浴槽のヘリなどにつく白い汚れは、一般的に「石鹸カス」と呼ばれています。

この石鹸カスは、石鹸が主成分となっており、使用するたびにどんどん層を成して溜まり、汚れがひどくなります。

また、石鹸カスはカビのエサにもなり、放置するとカビのコロニーを拡大させてしまう原因ともなります。

したがって、お風呂の床の白い汚れを定期的にお掃除することは非常に重要です。

今回の記事では、石鹸カスとは一体どんな汚れなのか、どんな洗剤を使って落とすのが効果的なのかを解説します。さらに、おそうじ革命スタッフの石鹸カス落としのテクニックをご紹介し、市販の道具や洗剤を使って驚くほどキレイにお風呂の床の白い汚れを取り除く方法について、以下の見出しで詳しく解説いたします。

 

お風呂の床にできた白い汚れを落としたい人や、お風呂の床についた汚れの掃除方法を調べている方に役立つ情報をお伝えいたしますので、ぜひ日々のお掃除の参考にしてみてください。

お風呂の床にできる白い汚れの正体は石鹸カス

お風呂の床にできる白い汚れの正体は石鹸カス

お風呂の床の凹凸や目地の隙間に発生する白い汚れの正体は、石鹸カスと呼ばれるものです。

石鹸カスには、以下の種類があります。

 

①石鹸やボディソープ、シャンプーなどに含まれる脂肪酸が、水道水と反応してできる金属石鹸

②石鹸の量が少ない場合や、泡立ちの悪い石鹸を使うとできる酸性石鹸

 

石鹸カスは、体を洗った際に飛び散った泡や、すすぎの水に含まれる石鹸成分が乾燥することで発生し、これが繰り返されることでどんどん層になっていきます。

 

石鹸カスには、脂肪酸という有機物が含まれており、これはカビのエサになることでも有名です。石鹸カスを放置していると、カビの成長を促進し、お風呂場がカビだらけになってしまいますので、定期的にお掃除してしっかり取り除いておきたいところです。

 

しかし、長い時間をかけて堆積した石鹸カスは、ちょっとやそっとでは落ちない頑固な汚れに変化し、市販のバスクリーナーなどではキレイにすることができなくなります。

また、石鹸カスは粒子が非常に細かいため、メラミンスポンジなどで擦ると、スポンジの目の隙間に入り込んで研磨力を削いでしまうとても厄介な汚れでもあります。

 

そんな頑固な汚れである石鹸カスですが、石鹸カスの特徴を知って、正しい方法でお掃除すれば、ご家庭でも十分にキレイにすることが可能です。

次の項では、石鹸カスの落とし方について詳しくみていきましょう。

 

石鹸カスの落とし方

石鹸カスの落とし方

石鹸カスに効く洗剤

石鹸カスには「アルカリ性」の洗剤が効果的です。

石鹸カスは酸性の性質を持っていますので、反対の性質を持つアルカリ性の溶液をかけてあげると、お互いが中和しあって分解されます。

洗剤ボトルの裏にはPH値が記載されていますので、アルカリ性と表記のあるものを選びます。市販品のお風呂洗剤は、ほとんどが「中性」で、石鹸カスにはあまり効果がありませんので、必ずボトルの裏をみて、アルカリ性のものを選ぶようにしましょう。

 

石鹸カスの掃除方法

石鹸カスを落とすには、洗剤を塗った後、スポンジやブラシを使って石鹸カスと洗剤の反応を促進すると効果的です。

メラミンスポンジは石鹸カスの表面を削り、下地に傷をつけにくい優れた道具です。洗剤を塗った箇所を、円を描くようにして擦ると石鹸カスがよく落ちます。

 

それだけでは形状が変わらない場合は、歯ブラシなどの古いブラシを使って洗剤を深く浸透させましょう。洗剤をかけたらブラシを使って、石鹸カスの表面と洗剤をしっかり混ぜ合わせるイメージで擦りましょう。

それが終わったら、メラミンスポンジで再度擦って汚れを落とします。

 

頑固な石鹸カスには

石鹸カスが頑固な場合は、汚れを削る方法もあります。

番手の高いサンドペーパーを使用して石鹸カスを削り、その後アルカリ性洗剤とメラミンスポンジで擦ると効果的です。

ただし、削りすぎると下地を傷つける可能性があるため、注意が必要です。

ヘラを使って削る方法もありますが、金属製のヘラは下地を傷つけるおそれがあるので避け、プラスチック製のものを使いましょう。

 

注意点

注意点として、アルカリ性洗剤は酸性洗剤と混ざると中和されてしまい、効果が得られなくなります。お風呂掃除の際には、アルカリ性洗剤と酸性洗剤を別々に使用し、効果的に汚れを落とすようにしましょう。また、アルカリ性洗剤は肌に触れると弱酸性の人の肌を溶かすおそれがあるため、ゴム手袋の着用と洗剤が皮膚に付着した場合の迅速な洗浄が必要です。安全にお風呂の床の白い汚れを落とすために、これらの注意事項を守りましょう。

 

お風呂の床の石鹸カスを落とすには

お風呂の床の石鹸カスを落とすには

お風呂の床は、滑らないように細かい凹凸のついた素材が使われていることが多いです。

この凹凸の隙間に溜まった石鹸カスは、メラミンスポンジなどでは凹凸の奥までスポンジが届かないため、キレイにすることが難しいです。

床にできた白い汚れをキレイにするには、ブラシを活用しましょう。

 

ただし、ハンドブラシなどの小さなブラシで床全体をお掃除するのは非常に骨が折れます。なので、デッキブラシや、持ち手のついたバスブラシなどを使用しましょう。

金属製のブラシも売られていますが、床を傷つけるおそれがあるため、なるべく樹脂製や合成繊維でできたブラシを選びましょう。

 

お風呂の床にできた白い汚れの落とし方①まずはお湯+ブラシで

石鹸カスは、温度によって形状が変化するという特徴があります。

なので、まずは50℃前後のシャワーを汚れにあてながら、ブラシで擦ってみましょう。

比較的軽微な石鹸カスは、これであらかたキレイにすることができます。

 

お風呂の床にできた白い汚れの落とし方②水気を切って一度乾燥させる

お湯でお掃除し終わったあとは、一度お風呂用のスクイジーなどで床の水気を切り、窓を開けるか浴室乾燥機を回して、床を乾燥させましょう。

石鹸カスは水に濡れると見えなくなる性質があるので、一度乾燥させ、再び浮かび上がってくるのを待ちます。

 

お風呂の床にできた白い汚れの落とし方③洗剤+ブラシを使って落とす

浮かび上がってきた石鹸カスは、アルカリ洗剤をかけてブラシで擦って落としましょう。

床の凹凸は、意外と複雑な形状をしていますので、一方向のみにブラシをかけるだけでは汚れを完全にキレイにすることはできません。

ブラシをかけるときは、縦方向、横方向の二方向から擦るようにしましょう。

 

お風呂の床にできた白い汚れの落とし方④すすぎ&乾燥

洗剤を使ってのお掃除が終わったら、シャワーでたっぷり水を流し、しっかり洗剤と汚れをすすぎましょう。この時、すすぎが甘いと石鹸カスが再び床に付着してしまいますので、これでもかというほど流してください。

すすぎが完了したら、再度スクイジーを使って水気をきり、しっかり乾燥させます。

 

お風呂の床にできた白い汚れの落とし方⑤残った汚れはピンポイントで

これまでの工程で落としきれなかった石鹸カスは、ピンポイントでキレイにしていきましょう。残った石鹸カスを落とすには、ステンレス製などの硬いブラシが便利です。

ただし、床の材質によってはキズになることもありますので、硬いブラシを使うときは、目立たないところで試してからにしましょう。

 

水垢と石鹸カスの違い

水垢と石鹸カスの違い

水垢と石鹸カスはよく混同されがちですが、水垢はアルカリ性、石鹸カスは酸性と、成分が全く違います。

水垢にアルカリ性洗剤、石鹸カスに酸性洗剤を使っても効果がありませんので、その汚れが水垢なのか石鹸カスなのかをしっかり見極めてお掃除する必要があります。

水垢と石鹸カスの具体的な違いは下記の通りです。

 

水垢の特徴

・水道水に含まれるミネラルが乾いてできたもの

・蛇口まわりや扉の周辺などに発生する

・粒子が粗く、硬くてカリカリした感じの汚れ

 

石鹸カスの特徴

・石鹸に含まれる成分が水道水と反応したりしてできるもの

・床や排水溝、浴槽のヘリなどに発生する

・粒子が細かく表面に微細な粉が吹いている感じの汚れ

石鹸カスを溜めない工夫

石鹸カスを溜めない工夫

石鹸カスは溜まって層になると落とすのがとても大変です。

そのため、お掃除の手間を減らすなら、やはり日常的なメンテナンスが重要になります。

 

石鹸カスは発生した直後であれば水に流れます。

なので、お風呂を使用した直後にシャワーなどで残留している石鹸カスをしっかり流してあげると石鹸カスが溜まるのを防ぐことができます。

ただし、細かい溝に溜まった石鹸カスは、水を流すだけでは落としきれないことがありますので、水を流しながらこすり洗いをするのが一番理想的です。

シャワーで水を流しながら、柄のついたモップなどで排水溝、浴槽のヘリなどを擦ってあげると効率よく石鹸カスを除去できます。

 

毎回とまでは言いませんが、何日かに一度この作業を行っておくと、石鹸カス汚れも軽くなり、市販の中性バスクリーナーでも十分キレイにできる程度の状態でとどめておくことができます。

 

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この記事を書いたひと

おそうじブロガー  荒川 力

元おそうじ革命キレイクルー。
2011年から2014年まで、KIREI produce代表 福井智明氏の元で、おそうじ革命仕込みの最高品質ハウスクリーニングを学んでいました。
その後、同社広報部に所属。現在は"元プロ"の経験を活かし、全国の汚れにお困りの皆さんに向けた「ちょっと役に立つお掃除の記事」を執筆中!
得意なお掃除はトイレクリーニングです!

\ SNSでも情報を発信中! /

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