試してみたくなるカンタン掃除術 ~浴室乾燥機編~
家の中で最も湿気がたまりやすいのはお風呂場です。
壁や床のタイルにカビが発生し、除去するのに苦労した経験があると思います。
最近ではカビ防止のために、お風呂場を換気・乾燥するための設備「浴室乾燥機」を設置しているご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、浴室乾燥機本体を掃除している方は少ないです。
浴室乾燥機のお手入れが不十分だと機能が低下し、本来の目的である換気や除湿の効率が悪くなります。
今回は簡単にできる浴室乾燥機の掃除方法をご紹介しますので、浴室乾燥機の調子が悪いなと感じている方はぜひお試しください。
浴室乾燥機の掃除手順
1.浴室乾燥機が止まっている事を確認し、電源を切る
感電防止のために行います。
念のためブレーカーを落としておくのがオススメです。
2.軍手・ゴム手袋を装着
怪我を防ぐためにも素手での掃除は控えて下さい。
3.安定した台を用意し、フロントパネル・エアフィルターを取り外す
適当な台が確保できない場合、お一人での掃除は転落などの危険があるため、2人以上での作業が望ましいです。
4.本体の汚れは薄めた雑巾で拭く
雑巾は固く絞って水気をとっておきましょう。
5.水拭き・乾拭きで仕上げる
浴室乾燥機の本体部分に洗剤成分が残っていると故障の原因となります。
6.取り外したフロントパネルも本体と同様に掃除する
中性洗剤は汚れが気になる場合のみで構いません。
出来る限り薄めてご使用ください。
7.エアフィルターのホコリ・ゴミを掃除する
掃除機で吸い取るだけでも効果はありますが、目に見えない汚れを落とすためにはぬるま湯に漬けて下さい。
しっかりと乾燥させることをお忘れなく。
8.エアフィルター・フロントパネルを装着
浴室乾燥機を掃除する上での注意点
本体部分に頑固な汚れがあると中性洗剤やアルコール、防カビ剤をつけたくなるものですが、本体を傷める原因となります。
また、雑巾を長時間接触させておくと変色を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
浴室乾燥機内のフィルター掃除の際に、ぬるま湯を使用する場合は乾燥が不可欠。
この時に乾燥を早めようとドライヤーを使うと変形に繋がるので控えて下さい。
自然に乾燥するのを待ちましょう。
浴室乾燥機の機能を維持するためには最低でも3ヶ月に1度は掃除する必要があります。
理想は1ヶ月毎のお手入れなので、余裕がある方はこまめに掃除しましょう。
また、リモコンの汚れも目立ちやすいので柔らかい布を使って拭いてください。
古いTシャツなどがオススメです。
まとめ
せっかくの設備もお手入れがしっかりしていなければ劣化してしまいます。
掃除をすることで故障を防止できるので、浴室乾燥機の寿命を延ばすことにも繋がります。
違和感を覚える前に行って下さい。