忘れてない? 意外とホコリが溜まる「天井」の掃除方法
目が届かない分、つい忘れてしまいがちなのが天井掃除ではないでしょうか。
ホコリは天井に溜まりやすく、そこから日々舞い落ちてきています。
部屋をキレイな状態でキープしたいなら、天井掃除を行うことが大切です。
普段なかなか行わないため、ちょっとためらってしまう天井掃除をスムーズにするアイテムやテクニックをご紹介します!
下準備をしておこう
天井を掃除する前に、家具やベッドに新聞紙をかけておきましょう。
こうすることで天井から落ちてくるホコリや汚れから守ることができます。
なるべく落とさないように掃除をするのがベストですが、万が一に備えてカバーしておいてくださいね。
新聞紙がない場合はゴミ袋を広げたものでもOKです。
カバーとして使うものに最適なのは、丸めて捨てられるものです。
ホコリは静電気で取る
下準備を終えたら、天井のホコリを取り除いていきます。
この時に最適なアイテムは、静電気でホコリを吸着する「ポリバタキ」です。
ポリバタキとは、ポリプロピレンでできた毛がたくさんついたハタキのこと。
さっと滑らせるだけで、舞い散りがちな小さなホコリも取り除くことができますよ。
ポリバタキを効果的に使用するには、使用前に4~5回振って静電気を十分に発生させてから掃除をしていくのがコツです。
その時、注意をしたいのがハタキの動かし方です。
天井を叩くように動かすのではなく、なでるように滑らせましょう。
ホコリが舞い散るのを防ぐとともに、天井表面のホコリを効率よく取り除けます。
天井でホコリが溜まりやすい場所とは?
ホコリが特に集まる場所は、天井の角です。
長いこと掃除をしていないと、クモの巣が張っている場合もあるので、入念に掃除をしていきましょう。
また、エアコンの上部やドアの上もホコリが溜まりやすい場所の1つです。
天井を掃除するついでに、一掃してしまいましょう。
あきらかに目に見える大きなホコリには、ハタキより掃除機がおすすめです。
掃除機のヘッドを取った状態、または掃除用の細いノズルをつけて吸い取りましょう。
頑固な汚れには
キッチンやダイニングは油で天井が汚れがちです。
壁紙がビニールクロスなら、濡れ雑巾にアルカリ性の洗剤を少量つけて拭きましょう。
重曹水を染み込ませた雑巾でもOKです。
脚立があれば直接天井を拭けますが、ない場合は掃除用のワイパーを利用しましょう。
柄が長いので天井にも届き、効率よく掃除できます。
ワイパーを使用する際は、先端に雑巾を取りつけて天井を這わせるように掃除しましょう。
ただし一ヶ所だけこすると、そこだけ色が変わる、クロスが傷つく恐れがあります。
全体をまんべんなく拭き取るようにしてくださいね。
洗剤を使った後は固く絞った雑巾で拭き、十分に乾かして完了です。
目が届かない分、意外に汚れが溜まってしまっているのが天井です。一度しっかりと天井を掃除することで、部屋がスッキリとするでしょう。