ズボラでも続く掃除術「キッチンリセット」とは?やり方と続けるコツを解説
毎日時間がなくてついついお掃除を後回しにしてしまいがち…。
そんな方も多いのではないでしょうか?
「キッチンリセット」は、毎日忙しくてなかなか本格的なお掃除の時間を作ることができない人にぴったりのお掃除方法です。
キッチンリセットは今、各種SNSでも話題のハッシュタグが作られるほど、お掃除好きの方やライフハックに興味のある方に注目されている掃除術です。
今回の記事では、そんな「キッチンリセット」の具体的な方法について解説します。
この記事を参考にして、快適で清潔なキッチン環境を実現しましょう。
キッチンリセットとは?
キッチンリセットとは、文字通り、1日の終わりにキッチンを「元の状態にリセットする」掃除術のことです。
例えば、ガスレンジを使用した際に吹きこぼれなどの汚れが発生した場合は、後回しにせずその日の夜に、油汚れをふき取ったり、吹きこぼれた五徳を洗うなどして、キッチンを朝のキレイな状態に回復することを習慣づけるようにします。
そうすることで、キッチンを常にキレイな状態に維持することができます。
お掃除で最も大変なのは、「作業をスタートさせる根気」といわれています。
キッチンリセットは、食器類や鍋の後片付けと一緒に実施することで、洗い物のついでにお掃除ができますので、お掃除を始めるハードルを下げることができます。
キッチンリセットのやり方
キッチンリセットは、「洗い物のついでにキッチンをキレイにする」掃除術です。
これを習慣化できれば、キッチンを常にキレイな状態に維持することができるようになります。
では、具体的に、キッチンリセットはどのような手順で行うのが正解なのでしょうか?
この章では、キッチンリセットの具体的なやり方について解説していきます。
キッチンリセットの手順①コンロ周辺のお掃除をする
まずは、キッチンコンロ周辺のお掃除をしましょう。
鍋やフライパンを載せる五徳には、お料理の際に飛び散った食材や調味料、吹きこぼれた鍋の汁などが付着します。これらの汚れを放置していると、汚れはコンロの火で炙られ、炭化してしつこい焦げ付き汚れに変化してしまいます。
こうした焦げ付き汚れは、キッチンリセットを毎日実施することで簡単に防ぐことができます。
【①五徳を外して掃除する】
キッチンリセットでは、まずコンロの五徳を取り外して水拭きしていきましょう。
汚れがひどい場合は、中性のキッチンクリーナーなどを吹きかけて拭くか、食器用洗剤とスポンジを用いてシンクで洗いましょう。
お掃除が終わった五徳は、しっかり水気を切って乾かし、元に戻します。
【②コンロの天板やワークトップを掃除する】
次に、コンロの天板や、周辺のワークトップを拭き掃除しましょう。
汚れが軽ければ水拭きでキレイにすることが可能ですが、揚げ物など油を使った料理のあとは、中性クリーナーを吹きかけて水拭きするようにします。
最後にしっかり乾拭きをすると、洗剤の白い筋などが残るのを防ぐことができます。
キッチンリセットの手順②シンクをお掃除する
コンロ周辺のお掃除が終わったら、続いてシンクをお掃除しましょう。
【①シンクや蛇口を磨く】
シンクにある洗い物を全て片付けたら、メラミンスポンジ(激落くんなど)やナイロンスポンジを使ってシンクや蛇口を洗います。
スポンジだけでは汚れが落ちそうにない場合は、食器用の中性洗剤をスポンジに少し垂らして磨いていきましょう。
シンクの手前側の壁面や、蛇口の裏側などは、ついつい見落としてしまいがちな場所です。
これらの場所は特に念入りに磨くようにしましょう。
磨き終わったら、しっかり水をかけて汚れや洗剤をすすぎます。
【②排水口をキレイにする】
シンクのお掃除が終わったら、排水口をキレイにしましょう。
排水口のお掃除は、キッチンリセットでも最後に実施するようにします。
最後に排水口をお掃除することで、シンクのお掃除中に出た汚れなども一緒に回収・お掃除できるため、排水口をキレイな状態に保つことができます。
まずは排水口のネットを捨て、ゴミトラップに溜まったゴミを水洗いでキレイにします。
ゴミトラップは目が細かく、スポンジで洗ってもキレイになりにくいので、歯ブラシやハンドブラシを使ってこすり洗いしましょう。
最後にゴミトラップと排水口周辺にカビキラーをかけて数分放置し、水でしっかりすすぎます。
キッチンリセットの手順③水気をしっかり取る
せっかくキレイにしたシンクに水気が残っていると、カビや水垢といった汚れが発生してしまう可能性があります。
キッチンリセットでは、最後にシンクや蛇口をしっかり乾拭きして、水気を残さないようにすることが大切です。
シンクのフチや蛇口の先端および根本は、水気が残りやすい場所です。
乾いた布でしっかり水気を取るようにしましょう。
キッチンリセットをうまく続けるコツ
キッチンリセットを習慣にできれば、キッチンをいつでもキレイな状態に保つことが可能です。
が、口で言うのはとても簡単、そうやすやすとお掃除を習慣化できるなら誰も困りません。
ここまでキッチンリセットについて読んできた方も、「これを習慣にできるかどうか心配」という人がほとんどなのではないでしょうか?
ですが、ご安心を。
人が何かの行動を効率よく習慣化するためには、いくつかのコツがあります。
この章では、キッチンリセットを習慣化するためのコツを、いくつかご紹介いたします。
習慣化するコツ①ハードルは低めに
キッチンリセットの手順を、いきなり全て毎日実施するのは非常に難しいことです。
特に、お掃除が得意でない人にとって毎日のキッチンリセットは、かなりハードルが高い作業であると言えるでしょう。
キッチンリセットを続けるには、最初は「シンクだけ毎日キレイにする」「コンロだけ」「蛇口だけ」といった具合に、毎日続けることができそうな範囲に絞って始めてみるのがおすすめです。
そのうち慣れてきたら、その他の作業も追加して、根気よく習慣化していきましょう。
習慣化するコツ②ついでにお掃除する
冒頭でもお話ししましたが、お掃除で一番大変なのは「作業を始める時」といわれています。
そのため、お掃除をするなら、行動を起こす気力を極力少なくするために、「何かのついでに」やるようにするのがおすすめです。
洗い物のついで、お料理のついで、といった、ちょっとした隙間時間を使って一気にお掃除してしまうのが効果的です。
習慣化するコツ③頻度を落としてみる
新しい習慣は、続けていくうちに知らず知らず「苦痛だ」と思う瞬間が増えてきます。
こうした「苦痛」は、行動を習慣化するのをさまたげるだけでなく、その習慣を実行できなかった自分の自己肯定感を下げるなど、精神的にも色々とよくありません。
習慣を続けることを「苦痛だ」と思うようになったら、まずは頻度を下げるようにしましょう。
例えば、毎日キッチンリセットをするのが苦痛だ、と思ったら、2日に1度や3日に1度などに頻度を減らします。
習慣化に最も大事なのは続けることです。自分とよく相談して、うまく続けられるペースを見つけるようにしましょう。
平均66日で習慣化できる!
人間が何かの行動を習慣化するにはどれくらいの期間がかかるのかを調べた研究では、人が新しい行動を習慣化するには平均66日かかるという結果が出たそうです。
つまり、2ヶ月ちょっとくらいで新しい行動を習慣にすることができるわけです。
キッチンリセットを「続けられるか心配」という方は、まずは2ヶ月を目標に始めてみましょう。
また、記録をつけるとより効果的に習慣化できるといわれています。
キッチンリセットを始めた日をカレンダーやスケジュール帳に記録しておき、以後、クリアできた日にサインやシールなどを貼るようにすると、続けてきた経過を可視化できるため、モチベーションの維持が容易になります。
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