放置しないで! 天井のホコリも忘れず掃除で清潔に
普段こまめに掃除をしていても、見落としがちなのが天井です。
前にいつ天井の掃除したか分からないという方や、掃除なんてしたことないという人もいるのではないでしょうか。
天井に人体に悪影響を起こすホコリがたまると大変です。
時々は天井の掃除をして常に清潔を心がけましょう。
目につかないからホコリがびっしり
ホコリは舞い上がるので天井にもたまります。
放置していれば当然多くのホコリがそのまま蓄積してしまうのです。
換気をする、人が動く、調理をするなど、動作ひとつひとつでホコリは舞い上がりますし、台所では湿気や油が飛んで天井のホコリと混ざり落ちにくくなることもあります。
こまめに外の空気を入れ替えているから大丈夫、と安心はできません。
排気ガスや化学物質、それに花粉などの汚れがホコリに取り込まれて室内にとどまっていることもあるのです。
毎日過ごす家の中が清潔ではないとしたらとても怖いことですよね。
ホコリの中にはダニやカビがいっぱい
天井にたまるホコリの中にはハウスダストやダニ、カビの胞子などが含まれていることがあります。
それだけでなく、外から取り込まれた排気ガスなど健康被害も深刻になるような成分もたっぷり含まれているためホコリには注意しなければなりません。
この不潔なホコリと湿気や油分で天井の汚れは長くとどまるようになり、天井そのものが汚れて見た目も悪くなっていきます。
特に梅雨など、雨が続くような時期ばカビが発生してしまう恐れもあります。
カビが深刻な健康被害を引き起こす
放置しておくとホコリのダニやカビは人体に悪影響を及ぼします。
風邪でもないのに咳や鼻水が続くなどアレルギー症状が出て薬を飲み続けなくてはならないですし、頭痛や吐き気をともなう症状が出る人もいます。
原因がわからず慢性的に具合が悪い人は家の中のカビやダニが原因かもしれません。
天井を含めて家中のホコリを掃除したら症状が軽くなったという人も多くいます。
“清潔第一”が健康を守る秘訣になるのです。
掃除は上から、天井からスタート
こまめな掃除をすることで大がかりな掃除をしなくてすむのは天井も同じです。
毎回行わなくてよいので、少なくとも月に1回以上は天井のホコリを掃除しましょう。
やり方としては簡単です。普段使っている床掃除用のシートモップで天井を拭き掃除しましょう。
柄の長いワイパーを使って天井に向かってシートをすべらせれば掃除は完了です。
軽い掃除機ならば、天井に掃除機をかけるのもありですよ。
キッチンの天井は油汚れのこびりつきがあるので、シートに住居用洗剤をつけて拭き、最後に仕上げ拭きしましょう。
天井についた洗剤分を全て拭き取ったら終了です。
お風呂などのカビがついている天井は、シートにカビ取り剤をつけて拭き掃除をし、少し時間を置いてから洗剤を付いていないシートで仕上げ拭きをしましょう。
カビ取り剤を使用する際は、目立たないところでカビ取り剤による色落ちなどを確認してから行ってください。
ホコリはたまりやすい上に、天井となると掃除が難しいイメージが先行して後まわしにされてしまいがちです。
しかし、健康面のためにも月に1回は天井のホコリを取り除いて家族の健康を守っていきましょう。