【大掃除マニュアル】浴室・バスルームのお掃除。汚れによって有効な洗剤が違うってご存知でしたか?|「汚れごとに有効な洗剤」まとめ
こんにちは!KIREI produce広報部です。
今年もついに12月がやってこようとしております。
おそうじ革命にとってもっとも忙しい季節がやってまいりました。
おそうじ革命では年間で約3回繁忙期があります。
まずは、2月~4月いっぱいまでの新生活シーズンに訪れる「空室清掃」繁忙期。この時期はあらゆる物件の退去後、入居前、新築の引き渡し清掃などのご依頼が殺到いたします。
つづいて5月~8月いっぱいまで続くエアコンクリーニングシーズン。エアコンは初夏~夏、晩秋から春先にかけて年中使用されるものですが、クリーニングのご依頼が増えるのは冷房を使用する夏のシーズンが圧倒的です。
オーナーさんによっては、一人1日5~6現場に訪問することもあったり。冷房は暖房に比べて湿度がエアコン内部にこもりますので、その関係でカビが活性化しニオイが出るなどのトラブルが起きやすいことも、夏場にエアコンクリーニングの依頼が増える一因であるといえます。
そして最後に訪れるのが、11月半ば~1月いっぱいまでつづく「年末大掃除」繁忙期です。
空室クリーニング繁忙期やエアコンクリーニング繁忙期は特定のメニューのご依頼が殺到するシーズンですが、年末大掃除に関しては清掃箇所のジャンルは多岐に渡ります。
そのなかでも特に依頼が増えるのがキッチン換気扇(レンジフード)と、浴室クリーニングの2種類です。
年末大掃除というと、水まわりや床、窓ガラスなどを家族総出でキレイにするイメージですが、レンジフードやバスルームはその他の場所に比べて掃除の専門技術が問われる場所であり、あらゆる道具を駆使してもなかなかキレイにならず、「骨折り損のくたびれ儲け」に終わってしまいがちな場所でもあります。
今回は、年末大掃除の鬼門である「レンジフード」と「お風呂」の大掃除の2つから、お風呂の徹底清掃にスポットを当てて書かせていただこうと思います。
■お風呂掃除で苦戦する汚れ、1位は「カビ」、2位は「鏡の水垢」
株式会社ライフアドバンスジャパン(LAJ)が男女100名相手に実施した「お風呂掃除で一番大変なことはなんですか?」というアンケートでは、約半数の人が「カビ」汚れを落とすのが一番苦労すると回答しています。
回答者はアンケートのなかで、カビ汚れについて「普段掃除をしていてもいつの間にか生えてきてしまう」、「天井などの手の届かない場所にも生えるので厄介」、「浴室に空気がこもりやすいので根絶するのが困難」といった悩みを語っています。「頑固な汚れなので強力な洗剤を使わないといけない。子どもの肌が心配」といった声も挙げられていました。
カビ汚れの次に回答が多かったのが、お風呂の鏡や蛇口などにつく「水垢」汚れ。水垢は水道水に含まれるミネラルが、水分が蒸発したあとに残ってしまう汚れです。採水地によってミネラル濃度が変わりますので、地域によって水垢の発生頻度に差があるため回答者がバラついたのでしょうが、汚れのガンコさにかけてはカビにも引けをとりません。ミネラルが結晶となる、という過程は、いわば「鍾乳石が侵食で大きくなっていく」過程と同じです。ひどくこびりついた水垢汚れは、本当に鍾乳石のように硬くなってしまうことも珍しくありません。薬品と金属製のヘラを併用し、少しずつ削り取らなければ落としきれない水垢もあります。
回答を寄せた人は水垢汚れについて、「力を込めて根気よく擦らなければならないので落とすのが本当に大変」、「落としたと思っても落ち切れてなかったりする」、「床や壁の低い位置などに発生するので、掃除のときの体勢がつらい」といったお悩みのコメントが多く寄せられていました。
■カビ汚れには塩素系洗剤を使うべし
おそうじ革命をはじめとするハウスクリーニング業者では、カビ汚れには基本的に塩素系洗剤を使用します。
塩素には非常に強い殺菌効果があり、ほぼすべての菌を無力化することができます。カビは落としきったと思っても根っこから再生することもあり、しっかりと長時間洗剤を浸透させなければ根絶することは難しい汚れです。なので、お掃除の際にはしっかりと時間をかけて洗剤をつけおきする必要があります。
また、洗剤をただかけておくだけではいずれ流れてしまったり乾いてしまいます。そうなると洗剤の効果はほとんどなくなってしまいますので、洗剤をかけたあとは柔らかいブラシなどで擦りながら伸ばしてあげると、患部に洗剤が長時間とどまりなおかつ汚れに浸透しますのでおススメです。
塩素洗剤には漂白効果もありますので、カビの色がバスタブや床に残ってしまった場合は、たっぷり塩素洗剤をかけてその上からティッシュなどを被せておく「湿布法」がおススメです。洗剤は乾いたり流れたりしなければ効果を発揮し続けます。湿布法は必要な箇所に長時間洗剤をとどめておくことができる非常に効果的な漬け置き法で、おそうじ革命でも頑固なカビ汚れを落とす際に活用している「現場でも役に立つ本格的つけおき法」だったりします。
■水垢汚れには酸性洗剤を使うべし!
洗剤には酸性、アルカリ性、中性という液性があり、それぞれ効果のある汚れが異なります。水垢汚れに有効な洗剤は、酸性洗剤です。水垢汚れにアルカリ性洗剤を使用してもあまり効果は期待できません。効率よく水垢汚れを落とすには、酸性洗剤を使用しましょう。
液性は洗剤ボトルを見ただけではよくわからないことがほとんどですので、ボトルの裏に書いてある成分表記をしっかりと確認しましょう。洗剤には液性表示が必ずありますので、「酸性」と表記のあるものを選びます。
洗剤は、塩素洗剤と同じくかけるだけでは洗剤のもつポテンシャルを十分に発揮させることができません。ここでもやはり、柔らかいブラシなどで洗剤をしっかりと伸ばすようにしましょう。
また、粘度の低い洗剤はすぐに流れてしまいますので、つけおきをする場合は粘度の高い洗剤を選ぶことをおすすめいたします。
水垢汚れは層になっていることが多いので、一度擦っただけでは完全に落とすことは難しいです。時間をかけてブラシで擦りながら、水垢の層を一枚一枚剥がしていく感覚でお掃除しましょう。
蛇口などのステンレスについている水垢は、ステンレス製のスポンジで擦るとよりキレイに落とすことができます。ただし、ステンレススポンジはステンレス以外に使用すると傷になってしまうこともありますのでステンレス以外には使用しないよう注意します。また、擦りすぎると蛇口に書いてある表示が消えてしまうこともありますので気を付けましょう。
鏡についた水垢汚れは、洗剤をかけたあとにメラミンスポンジで擦ると比較的容易に落とすことができます。ただし、水垢汚れはメラミンスポンジよりも硬い汚れですので、完全に落とすことは難しいです。
ホームセンターなどで鏡用のダイヤモンド性のスポンジが売っていますので、これらを活用するとキレイに落とすことができるでしょう。
ただし、ダイヤモンドスポンジは強くこすると傷になってしまったり、「ハイドロコーティング」、「撥水コーティング」などのコーティングを削り落としてしまうこともありますので、不安な方は使用を控えましょう。
■洗剤の使用には細心の注意を
塩素洗剤が揮発した気体を長時間吸いつづけると気分が悪くなることがあります。また、目や鼻などの粘膜にダメージを与える場合もありますので、使用する際は必ず窓を開けたり換気扇を回したりなど換気を行ってください。
また、塩素洗剤は漂白効果がありますので、服などに付着すると色落ちしてしまうことがあります。お掃除の際は、汚れても構わない服装で作業されることをおすすめいたします。
酸性洗剤は金属にダメージを与える場合があるので注意が必要です。市販の洗剤でそれほど強力なものはほとんどありませんが、経年で脆くなっている金属だと腐食してしまうおそれがあります。
業務用の強力な洗剤は、短時間でもステンレスなどの金属に付着すると変色や変質をまねく場合がありますので、使用の際はすぐに洗剤を流してしまえるよう準備をしておく必要があります。
また、洗剤が手袋などについたまま蛇口を触ることで変色させてしまう事故は、我々プロの現場でもよくあることです。
酸性洗剤を使ったら、あまり長時間つけおきをせずこまめに流す、という作業を徹底するようにしましょう。
■塩素と酸は混ぜるな危険!
塩素系洗剤と酸性洗剤を混ぜると、有害な塩素ガスが発生します。
この塩素ガスは兵器としての活用も検討されていたほどの毒性です。吸い込むと意識混濁や最悪の場合死亡してしまうなど大変危険な物質ですので、酸性洗剤と塩素系洗剤は一緒に使わないように十分注意をしましょう。
洗剤ボトルに表示されている注意書きはしっかりと読み、適切に洗剤を使うことを心がけましょう。
■それでもお風呂掃除は大変!そんなときはプロにまかせるのもひとつの手
汚れに有効な洗剤の種類と、汚れ落としのテクニックはわかりました。しかしながら、それでもお風呂掃除は大変な作業です。我々プロの浴室クリーニングでも、最低2時間以上は作業に時間を使います。余談ですが、簡単なフロアの拭き掃除などを1時間やった場合に消費するカロリーは体重50kgの方の場合約190キロカロリーです。これはウォーキング45分間に匹敵する消費カロリーです。もちろんお風呂掃除などの大がかりな掃除の場合のカロリー消費はもっと大きくなります。それくらい大掃除というのは体力を使う作業なのです。
「お風呂を徹底的にキレイにしたいけど、膝や腰が悪いのでなかなか難しい」、「体が弱いので体力を使う作業ができない」、「肌が弱いので強い洗剤を使うのが怖い」、そんな事情でなかなか本格的なお風呂掃除ができないという方も多いのではないでしょうか?
そんなときは、プロのハウスクリーニング業者にお掃除を依頼するのもひとつの手です。
おそうじ革命の浴室クリーニングは、創業以来10年間、たくさんの方にご愛顧いただいている超人気ロングセラーサービスです!
2017年の年間受注数ランキングでは堂々の3位!1位を獲得した水まわりセットも、浴室をはじめとする複数の水まわりをセット価格でご利用いただけるサービスですので、水まわりセットでの浴室クリーニングを含めると年間ランキングのトップを飾る数のご依頼をいただいた計算になります。
おそうじ革命の浴室クリーニングは、蛇口周りの水垢落とし、鏡のウロコ(水垢)落とし、バスタブや壁・床の石鹸カス落とし、排水口などのカビ除菌・漂白、天井の汚れ落とし、浴室換気扇の表面&フィルター清掃、扉周りの汚れ落とし、バスタブの汚れ落とし、各種入浴用品の簡易清掃などが諸々セットになってお値段¥15,400!サイズに関わらずすべての浴室が同料金で作業可能です!
おそうじ革命の浴室クリーニングをご利用になったお客様からは
「見違えるほど綺麗になった」
「壁の光沢が段違いだ」
「鏡ってこんなにキレイに映るものだったんだ」
「お風呂に入ったとき、バスタブの感触が違う」
「換気扇の異音が消えた」
「カビまみれのお風呂が真っ白になった」
「床の水はけがお掃除する前と全然違う」
といった喜びの声を毎年多数いただいております!
さらに!浴室、レンジフード(キッチン換気扇)、キッチン全体、トイレ2か所、洗面所+トイレのお掃除がセット価格でご利用いただける「水まわりセット」も大変なご好評をいただいております!
水まわりセットは上記しました水まわりの各箇所を1点として換算し、2点セットで¥26,400、3点セットで¥39,600、4点セットで¥52,800でご利用いただけるとってもお得なサービスです!
水まわりセットはその他のメニューとも併用が可能ですので、水まわりセット以外についでにエアコンクリーニングや窓ガラスクリーニングをご依頼いただくことも可能でございます!
また、バスタブの下のスペースに溜まったカビや髪の毛などのゴミをキレイにする「エプロン内部清掃」や、鏡に親水コーティングを施し水垢のウロコ汚れがつきにくくする「浴室鏡親水コーティング」などのオプションも大変人気なメニューとなっております!
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プロの手で一度キレイにしたお風呂は、その後のお手入れもとっても楽々です!