浴室の落としにくい汚れその2
今回も浴室の話です。
浴室クリーニングで厄介なことは水アカ、カビ、石鹸カス、皮脂汚れなど汚れの種類が多岐にわたりそれぞれの汚れの性質が異なるのでその汚れにあった洗剤を使わなければなかなかきれいにならないこと、またそれぞれの汚れが大変ガンコであることなどが挙げられますが、もう一つあげるとすると浴室のパーツや壁材などはデリケートで傷つきやすいものもあるので作業前に素材の特質を見極め傷つけないような道具とやり方で汚れを落とさなければならないと言うことだと思います。
今回作業の浴室ですが、壁が鏡面仕上げと言って光沢のある素材が使われておりました。ただ全面が鏡面ではなく鏡面と非鏡面が交互に層のようになっており非鏡面のところについた石鹸カスや皮脂汚れが目立って縞模様のようになっていました。
鏡面の壁を硬いパッドで力任せに擦ると間違いなく傷だらけになってしまうのでアルカリ性の洗剤と研磨剤の入っていない柔らかいパッドで擦りました。
見出しの画像は作業前です。