浴室清掃です。

季節は巡りそろそろ６月です。梅雨になると皆さんカビが気になるせいか浴室クリーニングのご依頼も増えてきます。先日もマンションにお住まいのお客様からのご依頼でお風呂の掃除に行ってきました。まず最初に全体を見渡します。パッキンなど所々にカビが目に着きます。それから鏡や水栓金具など水アカや石鹸カスで真っ白になっています。次に外せるものを順に外してゆきます。排水口のパーツ、換気扇のフィルター、エプロンカバーなどなど。排水口は髪の毛が絡み付いており換気扇のフィルターは埃が厚くつき黒いカビが生えていました。エプロンカバーの中も一面のカビでした。とりあえずエプロンカバーの内部に塩素系のカビ取り剤を噴霧し他の外したパーツ類はアルカリ性の浴室用の洗剤に漬け込みます。またカビの生えたパッキンにはカビ取り剤の原液を塗っておきます。その後浴室全体を天井から順に洗ってゆきます。天井や壁、床など全体的に石鹸カスや水垢で厚く覆われていてなかなか手強そうです。素材を傷つけないように部位によって使うパッドを変えながら何度も何度も洗剤をつけて擦ります。特に鏡は水アカが何層にもガッチリとこびりついてなかなか落ちませんので今回は専用のクレンザーとサンダーと呼ばれる機械とダイヤモンドパッドを使って落としました。写真は水栓金具とカウンターの作業前後のものです。（以下次号へ）