床の剥離
今回は床の剥離の話です。
床の剥離といっても床を剥がすのではなくかつて塗ったワックスを剥がすことです。
ワックスは塗ってしまえばそれでおしまいというわけではなく黄変したり汚れが染み込んだりして何年かに一度剥がして新しいワックスを塗り直す必要があります。
普通の洗剤を塗ってでいくら擦ってもワックスの塗膜は取れないので剥離剤というアルカリ性の薬品を使ってワックスを除去します。
やり方はまず掃除機で床全体の誇りを取ります。
次に希釈した剥離剤を床に塗ります。希釈する際に水の量が少なすぎると(剥離剤の濃度が高すぎると)かえって効果があまり出ずワックスがあまり剥がれなくなります。
塗った後は時間を少し置きます。
時間を置くことで剥離剤がワックスの塗膜に浸透して完全にワックスが剥がれるようになります。
ワックスが剥がれたのを確認して剥がれたワックスと剥離剤をゴムのヘラで床から回収します。
その後はパッドと水で床を洗いその後何度も水拭きします。
最後の水拭きが不十分だと床がベタついた感じになります。
床のワックス剥離は手間も時間もかかるのですが終わった後は床が生まれ変わったようになって部屋全体も明るくなります。
見出しの画像は剥離剤を塗りワックスが剥がれたところです。